腰痛防止に効果がありそうな椅子の4製品を体験し比較してみました。
比較したのは「アーユルチェアー」「Style」「バックジョイ」「ピント」の4製品です。
「アーユルチェアー」が一番しっかりしていた印象です。他の椅子は正直言ってすこし頼りない感じがしました。
東京腰痛クラブの皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
先日、腰痛に良いとされる椅子「アーユルチェアー」を発売している株式会社トレインで開催されたセミナーに参加してきました。
「アーユルチェアー」の良い点や正しい姿勢で座る方法などを学んできましたので、幾つかの記事に分けてご紹介します。
今回は、腰痛予防をうたっている椅子4製品を比較した感想をアップしたいと思います。
腰痛予防の椅子4製品比較 目次
- 結論:姿勢を保てるアーユル チェアーもしくはアーユルメディカルシートが良い
- 1位「アーユル チェアー」は座っただけで「他と違う」と感じる
- 2位「ボディメイクシート スタイル」はそこそこのホールド感
- 3位「ピント(p!nto)」は柔らかくて腰が前に出てしまう。普通の椅子に感じた
- 4位「バックジョイ」は薄くて頼りなさすぎ、座る意味がなく感じた
- まとめ:値段は高いけど「アーユルチェアー」をお薦めします
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結論:姿勢を保てるアーユル チェアーもしくはアーユルメディカルシートが良い
腰痛予防の椅子4製品を比較してみました。一番良かったのは「アーユルチェアー」です。さすが「腰が喜ぶ椅子」と言われるだけあります。
「アーユルチェア」のイベントだったから褒めているわけではなく(笑)、本当に良いなと思いました。座ってみればわかります。他の製品と比べると全然違います。他の3製品はどれも今ひとつで決め手に欠けるなあという印象でした。
価格帯が違うので一律に比較するのは不公平かもしれませんが、やはり性能と価格はある程度比例するのかなと感じました。
腰痛予防椅子4製品 比較表
総合評価 | 商品名 | 価格 | 座り心地 | 姿勢矯正 | 携帯性 |
---|---|---|---|---|---|
アーユル チェアー | 17,200円〜(※1) | ||||
Style | 8,424円 | ||||
p!nto | 13,500円 | ||||
バックジョイ | 6,150円〜 |
それぞれの印象を簡単にまとめると以下の通りです。
1位 アーユルチェアー(もしくはアーユル メディカルシート)
姿勢矯正については一番良いと感じました。他の椅子と比べると座面が少し硬いのが難点
2位 Style
腰を脇から支える形状はいいなと感じました。ただちょっと窮屈に感じるのが難点
3位 p!nto
座面は柔らかくて座りやすいのですが「普通の椅子」との違いがわからないなあと思いました。
4位 バックジョイ
小さくて心許なく感じました。あまり効果がないのでは?という印象です。携帯性は良いです。
それでは、各製品について解説します。
1位「アーユル チェアー」は座っただけで「他と違う」と感じる
ダントツで腰痛に良さそうなのが「アーユル チェアー」もしくは「アーユル メディカルシート」。
こちらが「アーユル チェアー」。
日本人の体に合わせて作られた姿勢矯正椅子です。様々な身体理論を駆使して、日本人にあう椅子を開発したそうです。欧米人とは骨格や筋肉が違うため、欧米から来た椅子をそのまま使うのは良くないとのこと。
「アーユル メディカルシート」は「アーユル チェアー」の座面のみの状態で販売されているもので、機能は同じです。「アーユル メディカルシート」は普段使っている椅子や床に置いて使えるので、家の中の様々な場所で使用できる点が便利。
書斎やリビング、お子さんの勉強机など、好きな椅子に移動させて利用できます。
「アーユルチェアー」および「アーユル メディカルシート」は坐骨を意識した座り方で姿勢を矯正します。足を開いて乗馬のように椅子にまたがる形になるので、自ずと背筋が伸びてきます。
他の3つの製品と比べると、座った瞬間に「違うな」とわかります。これ良いですよ。
残念なのは座面が少し硬いので、長時間座るのは慣れるまで大変そうです。
とはいえ、新しいモデルでは旧モデルに比べて20%も柔らくなっており、普通に座るぶんには問題ないと思います。以前のモデルでは「硬い」というクレームもあったそうですが、今はそういったクレームも無いそうです。
もっとも、腰痛予防の観点からは長時間座らないほうが良いので、多少の硬さもメリットとして考えることができそうです。腰痛のためには2〜3時間に1回は立ち上がって歩いた方がいいそうです。
アーユルチェアの良い点
- 座ってみると違いがわかる、姿勢を矯正できる感じを実感できる
- 小さい座面なので太ももや足の血行が圧迫されない
- 坐骨を意識した座り方で自然と姿勢が良くなる
アーユルチェアの悪い点
- 価格が少し高い
- 座面は他の椅子と比べると硬め
アーユルチェアの総合評価
4製品の中では一番良いです。姿勢が良くなるのを実感できるし、足を開いて座る感覚は開放的になり気持ちが良いです。硬い座面には別売りで座面カバーも売っているので緩和できると思います。
「アーユル メディカルシート」は床にも置けるので、地べたに座る日本人の生活に合っていると思います。別記事で「アーユルチェアー」についての詳細をアップします。
総合評価 | 商品名 | 価格 | 座り心地 | 姿勢矯正 | 携帯性 |
---|---|---|---|---|---|
アーユル チェアー | 17,200円〜(※1) |
公式サイト
アーユル チェアー
2位「ボディメイクシート スタイル」はそこそこのホールド感
次に良かったのは、「ボディメイクシート スタイル(Style)」。座面と腰の両側をホールドしてくれます。
ホールド感がそこそこあり座り心地も悪くありません。ただ腰の両側から支える部分に圧迫感を感じますので、すこし窮屈かなという印象です。
痩せている人や太っている人はサイズが合わない可能性もあります。
長く使っているとだんだん後ろに伸びてきて矯正度合いが緩くなってくるらしいので、その点が残念。
Styleの良い点
- 座面と腰をホールドして姿勢を矯正する
- 座り心地は悪くはない
Styleの悪い点
- 両側からの矯正に圧迫感を感じる
- 太っていたり痩せていたりするとサイズが合わないかも足れない
Styleの総合評価
よしぞうは両側からの矯正に少し圧迫感を感じました。身動きが取れない感があるので窮屈に感じる人もいるでしょう。座り心地は悪くないのでそれなりに矯正期待が持てそうです。
総合評価 | 商品名 | 価格 | 座り心地 | 姿勢矯正 | 携帯性 |
---|---|---|---|---|---|
Style | 8,424円 |
公式サイト
ボディメイクシート スタイル
3位「ピント(p!nto)」は柔らかくて腰が前に出てしまう。普通の椅子に感じた
「ピント(p!nto)」。こちらは座面が柔らかくて座り心地が良かったです。しかし姿勢の矯正は期待できない感じがしました。
普通の座椅子のような座り心地なので、どうしても背もたれに寄りかかってしまいます。そうすると、腰が前に出てきてしまうんです。どうしても姿勢が悪くなります。
セミナーでの話によると、座面が柔らかい椅子はだんだんと姿勢が悪くなるそうなので、あまりよくないとのこと。
残念ながら「p!nto」は普通の椅子と変わらない印象を持ちました。
p!ntoの良い点
- 座面が柔らかいので座り心地は良い
- 長時間でも苦にならなそう
p!ntoの悪い点
- お尻が前に出てきてしまうので姿勢が悪くなる
- 普通の椅子と違いがないように感じた
p!ntoの総合評価
柔らかくて気持ちが良いのですが、普通の椅子と変わらない感じがしました。なので腰痛予防としてはあまりお薦めできないかな〜と思います。たぶん自分では買わないと思います。
総合評価 | 商品名 | 価格 | 座り心地 | 姿勢矯正 | 携帯性 |
---|---|---|---|---|---|
p!nto | 13,500円 |
公式サイト
ピント(p!nto)
4位「バックジョイ」は薄くて頼りなさすぎ、座る意味がなく感じた
最後は「バックジョイ」。これは見ての通り小さくて、ほとんど意味をなさないように感じました。
座ってみるとわかりますが、これが小さくて心許ない。。。他の椅子と座り比べると、ひときわそう感じます。軽くて体の重さに耐えられないような印象です。本当に姿勢を矯正できるのかな?と思ってしまいました。
しっかりと腰を支えてくれない感じがするんですよね。。。正直言うとあっても無くても同じなんじゃないか?という印象でした。
ただ、他の3製品に比べて携帯性に優れています。重さも軽いので学校や職場に持っていくには便利だと思いました。あくまでも外出用として使って、家では別の製品を使うのが良いと思います。
バックジョイの良い点
- 軽くて携帯性に優れているので持ち運びが可能
- 4製品の中で一番価格が安い
バックジョイの悪い点
- ほとんど意味をなしていないように感じた
- 座ると動くので姿勢矯正は期待できないかな
バックジョイの総合評価
他の3製品と座り比べをすると良くわかると思いますが、とても安っぽく感じてしまいました(価格が安いので当たり前ですが・・・)。1万円以上の製品と比較するのはちょっと酷かもしれませんが、今回比較した結果では購入の選択肢には上がらないなという印象です。
姿勢矯正の観点からは他の製品の方が良いのでは?と思います。外出先で座る作業が多い人は持ち運び用に1つ持っていてもいいかもしれません。
総合評価 | 商品名 | 価格 | 座り心地 | 姿勢矯正 | 携帯性 |
---|---|---|---|---|---|
バックジョイ | 6,150円 |
公式サイト
Backjoy(バックジョイ)
まとめ:値段は高いけど「アーユルチェアー」をお薦めします
4製品を比較してみた結果、値段は高いけど「アーユルチェアー」がいいなと思いました。高いだけありますね。
座面タイプの「アーユル メディカルシート」が手軽で良いと思いますが、椅子タイプの「アーユル チェアー」なら座面の高さ調整が可能なので、すでに机を持っている人は「アーユル チェアー」にした方がいいと思います。机の高さに合わせることができます。
机と椅子の高さのバランスが合わないと、姿勢が悪くなり腰痛の原因になります。お金に余裕があるなら「アーユルチェアー」がいいでしょう。
ご購入は公式サイトからどうぞ。
↓↓↓
公式サイト
アーユル チェアー
というわけで、まとめです
腰痛予防の椅子 4製品比較 まとめ
- 腰痛予防の椅子を比較した結果、お薦めは「アーユル チェアー」
- 1位「アーユル チェアー」は日本人の体に合わせて開発してあり姿勢矯正機能が良い
- 2位「Style」はホールド感が良いが窮屈に感じるかも
- 3位「p!nto」は柔らかいので座り心地は良い、ただお尻が前に出てきて姿勢が悪くなる
- 4位「バックジョイ」は小さくて心許ない、携帯用として割り切って買うのがいいかも
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