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お薦め山下達郎アルバム3選!ファン歴25年が選ぶベスト曲も紹介

山下達郎さんのファンになって25年以上経ちました。

これから山下達郎を聴く人のために、オススメのアルバムと楽曲を選びました。

山下達郎お薦めアルバム3選!ファン歴25年が選ぶベスト曲も紹介

こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。

山下達郎さんのファンになって25年以上が経とうとしています。

ファンになるきっかけはTOKYO FMのラジオ番組「サンデーソングブック」を聴いてから(当時は土曜日に放送されていたので「サタデーソングブック」でした)。

番組でセレクトされる楽曲のオタクっぷりや、ハンパない知識量に圧倒されました。

また、ご自身が作る音楽のクオリティの高さや歌のうまさも勿論のこと、それ以上に、ロックで尖った心意気に心を打たれました。世間が達郎さんに抱くイメージとはまったく違い、ロックな男です。

この記事では、そんな山下達郎さんのお薦めのアルバムやオススメ楽曲ベスト10を紹介しています。

これから山下達郎の音楽を聴く方にも、彼のロック魂が伝わると嬉しいです。

山下達郎さんの詳細については公式サイトをどうぞ
↓↓↓
公式サイト
山下達郎オフィシャルサイト

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目次:山下達郎お薦めアルバム3選!ファン歴25年が選ぶベスト曲も紹介

山下達郎 初心者向けお薦めアルバム3選

山下達郎 初心者向けお薦めアルバム3選

まずは、これから山下達郎さんの曲を聴こうとしている初心者向けのお薦めアルバムを紹介します。

お薦めアルバムは下記の3つです。

山下達郎 お薦めアルバム3選
  • OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(ベスト盤)
  • RIDE ON TIME
  • FOR YOU

個人的には、最近の楽曲よりもデビューから1986年辺りまでがお薦めです。

その頃の楽曲は洋楽テイストでカッコよく、JPOPの空気感とは明らかに違います。

音像もカラッとしてて、日本の音楽にありがちなウェットさが少ないのも特徴です。

最近の楽曲はJPOPに近くなってきており、ウェットな感じも多く、歌い方も変わってきているので良さは減ってきています。

ここ数年はタイアップが多く、タイアップ先の注文に合わせて作っているので自由に作れないことが魅力減の要因の1つと思われます。

では、上記の3枚についてそれぞれ詳しく解説します。

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜

まずは、一番直近で発売されているベスト盤「OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜」です。2012年発売です。

達郎さんがシュガー・ベイブでデビューした年から2012年までの代表曲を収めています。

収録曲は年代順に収録されているので、達郎さんの経歴を学習するのに便利です。

3枚組なのでボリュームがあります。お薦めはディスク1とディスク2です。

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RIDE ON TIME

次は「RIDE ON TIME」です。1980年発売。

山下達郎さんがブレイクするきっかけになったシングル「RIDE ON TIME」が収録されています。

シングル「RIDE ON TIME」は、オーディオメーカー「マクセル」のカセットテープのCMソングとして採用され、大ヒットしました。

そのCMには達郎さん自身が出演するという、今では信じられないことが起きていました(笑)。

RIDE ONTIME CMと同じレコードジャケット

「RIDE ON TIME」の発売は1980年ですが、2003年、木村拓哉さん主演のドラマ「GOOD LUCK!!」で主題歌として採用され、再度話題になりました。

このアルバムのお薦め曲は「RIDE ON TIME」「いつか (SOMEDAY)」「DAYDREAM」など。

「SILENT SCREAMER」はブラックティスト溢れる楽曲で、達郎さんの黒人音楽好きな一面を体験できます。

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FOR YOU

「FOR YOU」は1982年に発売されたアルバムで、山下達郎さんの代表作の1つです。

「RIDE ON TIME」の大ヒットにより、レコーディング予算が大幅に増え、デビュー以来初めて予算や時間の心配をすることなくレコーディングできた作品です。

このアルバムは当時の若者のオシャレアイテムとして大ヒットし、カーステレオで聴きながら海に行くというライフスタイルが流行りました。

「夏だ、海だ、タツローだ」というイメージが定着した作品でもあります(今の達郎さんはクリスマスのイメージですが・・・)。

ライブの定番曲「SPARKLE」「LOVELAND, ISLAND」等が収録されています。

このアルバムのお薦め曲は「SPARKLE」「MUSIC BOOK」「FUTARI」「LOVELAND, ISLAND」「YOUR EYES」など。

とくにバラード「FUTARI」の大人っぽさは今のJPOPでは味わえない魅力があります。

以上が初心者向けの山下達郎お薦めアルバムです。

最初はベスト盤「OPUS」で良いと思います。

ベスト盤を聴いて、もっと聴きたくなったら「FOR YOU」と「RIDE ON TIME」を聴いてみては如何でしょうか?

「FOR YOU」と「RIDE ON TIME」はどちらも達郎さんの代表作ですし、聞きやすいアルバムになっていると思うので、ぜひ手にとってお楽しみください。

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(記事はさらに下に続きます)

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山下達郎 音楽マニア向けアルバム3選

山下達郎 音楽マニア向けアルバム3選

ここでは、音楽マニア向けのお薦めアルバムを紹介します。

達郎さんは、音楽マニアとしても有名で、ブラックミュージック、ドゥーワップ、ファンク、ソウル、50年〜60年代のオールディーズ、ザ・ビーチ・ボーイズなど、ハンパない知識とレコードを所有しています。

そんな膨大な知識を持つ達郎さんですから、当然多数の洋楽カバー曲をレコーディングしています。

ここではそういったアルバムを中心に選びました。マニアなら元の曲を知ってると思うので楽しめるでしょう。

山下達郎 音楽マニア向けアルバム3選

  • BIG WAVE
  • ON THE STREET CORNER 1〜3
  • SEASON'S GREETINGS

それでは、各アルバムについて説明します。

※「ON THE STREET CORNER」はシリーズで3作が発売されていますが、まとめて1つとしてカウントしました。

BIG WAVE

まずは「BIG WAVE」。アメリカのサーフィン映画「BIG WAVE」のサントラとしてリリースされた作品です。

サーフィン映画だけあって、どれも夏にピッタリの爽やかな楽曲ばかりが収録されています。

A面は英語詞のオリジナル楽曲ですが、B面はザ・ビーチ・ボーイズ関連のカヴァーが収録されており、ザ・ビーチ・ボーイズマニアである達郎さんの趣味が開花したアルバムになっています。

作詞はアラン・オデイというアメリカのミュージシャンが担当しています。

歌のレコーディングの際には、アランから鬼のような英語の発音トレーニングを受け、英語の発音がほぼ完璧な状態です。

お薦めの楽曲は「THE THEME FROM BIG WAVE」「ONLY WITH YOU」「I LOVE YOU...Part I」「I LOVE YOU...Part II」。

カバー曲では「GIRLS ON THE BEACH」「DARLIN'」などがお薦め。

ザ・ビーチ・ボーイズの代表曲「Surfer Girl」ではなく「GIRLS ON THE BEACH」を選ぶところがマニアな達郎さんらしい。

「ONLY WITH YOU」は、ラジオ番組「サンデーソングブック」のオープニングソングとして使われています(記事執筆時)。

この曲はブルース&テリー「DON'T RUN AWAY」へのオマージュソングです。

当時、「DON'T RUN AWAY」のシングル盤がどうしても欲しかった達郎さんですが、レアすぎて買えなかったため「ならば自分で作ってしまえ」と考えて作ったのが「ONLY WITH YOU」です。確かに雰囲気がそっくりですが、パクリでは無く愛のあるオマージュです。

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ON THE STREET CORNER 1〜3

ON THE STREET CORNER シリーズ

次は「ON THE STREET CORNER」シリーズ。

「ON THE STREET CORNER」シリーズは、山下達郎さんが自身一人で多重録音をしたア・カペラのアルバムです。現在まで3枚(※注)が公式に発売されています(記事執筆時)。

あのブルーノ・マーズが、子供の頃に好きで聴いていた作品ということでも有名です。

1人で歌っているので、何度も何度も自分の声を重ねて録音し、コーラスを構築して作られています。音楽をやったことがある人ならその大変さは分かるはず。

アナログレコーディングの時代からそんなことをしていたなんて、その職人技は凄すぎます。

楽曲は洋楽のドゥーワップのカバー曲なので、全曲英語で歌っています。

3枚の中で個人的に好きなのは「1」ですが、初めて聴くなら「2」がお薦め。有名曲が含まれているので一番聴きやすいと思います。

では「ON THE STREET CORNER」シリーズの各アルバムについて説明します。

※注 購入者特典の「ON THE STREET CORNER 0」が存在しますが、今回は割愛します。

ON THE STREET CORNER 1

1980年発売の「ON THE STREET CORNER 1」。

「ON THE STREET CORNER」シリーズとして初めてリリースされた作品です。(当時は「2」以降を作る予定は無かったと思いますが。。。)

収録されている楽曲は1950年代〜60年代あたりに歌われていたドゥーワップソングです。

達郎さんがツアーで披露するために少しずつ作っていたア・カペラをまとめてレコーディングしたアルバムで、達郎さんの趣味が色濃く出ている作品です。

「Close Your Eyes」では、盟友、吉田美奈子さんとの掛け合いも披露されています。

CDの再発売の際に、ジャケットがリニューアルされています。

ON THE STREET CORNER 2

1986年発売の「ON THE STREET CORNER 2」です。

レコーディングテクノロジーの進化により、前作では実現できなかった複雑なコーラスにも挑戦しています。

収録曲はドゥーワップソングに限らず、クリスマスソングなども収録されています。

楽曲としてはスタイリスティックスのバラード「誓い(YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW)」が秀逸。

こちらもCD再発売の際に、ジャケットがリニューアルされています。

ON THE STREET CORNER 3

1999年発売の「ON THE STREET CORNER 3」

前作からかなりの年月が経ってからリリースされました。

有名無名問わず、達郎さん自身が純粋に歌いたい好きな曲を選んで収録されています。

今までと同様に洋楽のカバーソングですが、1曲だけオリジナル曲の「LOVE CAN GO THE DISTANCE」が収録されています。

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余裕があればこれも

山下達郎さんが「オン・ザ・ストリート・コーナー(Vol. 1~3)」で取り上げた楽曲を集めたコンピーションアルバムが2018年8月8日に発売されます。

タイトルは「That's My Desire - Doo Wop Nuggets Vol. 3」。

もちろん、監修・選曲・解説は山下達郎!

ワーナーミュージック 公式サイト
ドゥー・ワップ・ナゲッツ

また、同時に、こちらも山下達郎さんが監修・選曲・解説を担当している「ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.1」と「ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.2」も発売されます。

この2枚は、達郎さん選曲によるドゥー・ワップのコンピーションアルバムで、達郎さんのコンサートツアーの本番が始まる前、客入れの時間に流すBGMとして集めた楽曲を中心に収録されています。

かなりレアな楽曲が収録されています。

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SEASON'S GREETINGS

マニア向けお薦めアルバム3枚目は1993年に発売された「SEASON'S GREETINGS」。

クリスマスの楽曲を中心に収録したクリスマスアルバムです。

80年代は夏の代名詞だった達郎さんですが「クリスマス・イブ」以降はすっかり冬の代名詞になりました。

そんな冬男の達郎さんがリリースしたクリスマスアルバムが「SEASON'S GREETINGS」。

ア・カペラの楽曲も多く収録されているので、先ほど紹介した「ON THE STREET CORNER」に近い雰囲気のあるアルバムです。

このアルバムでは、ア・カペラだけではなくオーケストラをバックに歌っている楽曲もあり、普段と違った山下達郎を聴くことが出来ます。

「クリスマス・イブ」のイングリッシュ・ヴァージョンも収録されています。

お薦めの楽曲はディズニー映画「わんわん物語」の「Bella Notte」、アレクサンダー・オニールの「My Gift to You」。どちらもオリジナル以上に良い作品に仕上がっています。

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山下達郎 お薦め楽曲ベスト10

最後に、よしぞうが好きな山下達郎ソングベスト10をお届けします。

どの楽曲も良い作品なのでお薦めです。

ベスト盤に入っていない曲も多いのですが、機会があれば聴いてみてください。

山下達郎 お薦め楽曲ベスト10

  • ポケット・ミュージック(アルバム「POCKET MUSIC」収録)
  • 土曜日の恋人(アルバム「POCKET MUSIC」収録)
  • BLOW(アルバム「RARITIES」収録)
  • DAYDREAM(アルバム「RIDE ON TIME」収録)
  • FUTARI(アルバム「FOR YOU」収録)
  • MONDAY BLUE(アルバム「GO AHEAD!」収録)
  • ひととき(アルバム「MELODIES」収録)
  • 愛を描いて LET'S KISS THE SUN(アルバム「MOONGLOW」収録)
  • LADY BLUE(アルバム「POCKET MUSIC」収録)
  • SPARKLE(アルバム「FOR YOU」収録)

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POCKET MUSIC

一番好きなアルバムが「POCKET MUSIC」で、上記ベスト10にはこのアルバムの楽曲を3曲入れました。

全体的に静かな印象のアルバムで地味な感じもしますが、「じわじわくる」アルバムです。

達郎初心者には向きませんが、どの楽曲も良い作品なので達郎ファンになってしばらくしたら聴いてみてください。

「土曜日の恋人」はフジテレビ「オレたちひょうきん族」のエンディングテーマとして有名になりました。

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まとめ:最近よりも初期〜中期がお薦め

先程も触れましたが、達郎さんは初期〜中期の楽曲が良いと思います。

洋楽テイストな楽曲が多く、声も若々しく勢いがあります。

音楽ジャンルとしてはポップスに入れられてしまいますが、その心意気にはロックを感じます。

是非、あなたも山下達郎の奥深い世界に足を踏み入れてみてください(笑)。

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