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カンブリア宮殿:パンの缶詰「救缶鳥」が秀逸!パン・アキモトに学ぶブログ運営術

カンブリア宮殿を見ました。「パン・アキモト」がすごいですね。被災地支援の「救缶鳥」プロジェクトには感動しました。とても効率の良いシステムだと思います。他の商品にも応用できないでしょうか?何かのヒントになれば良いなと思い「救缶鳥」プロジェクトをご紹介します。

パン・アキモト サイト画面

※画像は「パン・アキモト」公式サイトより

カンブリア宮殿で「パン・アキモト」が紹介されていた

パン好きの皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。

一番好きな食パンはヴィロンが銀座に出店した食パン専門店「セントル ザ・ベーカリー」の「角食パン」です。甘みがあって美味しいですよ。

そんなパン好きを驚かせたのが、昨日放送された「カンブリア宮殿」で紹介されていた「パン・アキモト」。

なんとパンを缶詰にして販売しています。しかも賞味期限が3年間。もちろん3年後にたべてもフワッフワ!こりゃ驚きです。

缶の中には日本の障子をヒントにした紙が敷いてあり、それでパンを包みます。 紙が焼きたての水分を吸い、それを均等に広げてしっとり感をキープするそうです。なるほど。

障子には湿度を一定に保つ機能があるそうで、それをヒントにしたとのこと。そして、焼き上げるときは缶と一緒に焼くことで、缶の殺菌もできるとのこと。

このパン、食べてみたくなりました。

被災地救援システム「救缶鳥」が素晴らしい

パン・アキモト「救缶鳥」プロジェクト ※画像は「パン・アキモト」公式YouTube動画より

番組で紹介されていた「救缶鳥」というシステムに感動しました。

世界には震災や津波で被害を受けた都市が多くあります。そんな被災地の食料不足を解消するため、無料でパンの缶詰を送るプロジェクトが「救缶鳥」です。

そのコストを抑えたシステムが秀逸。

元々、パンの缶詰は非常食として販売されています。それをそのまま被災地に送るのではないのです。それだと無料で送れば送るほど会社は赤字になってしまいます。

送るパンは製造から2年経ったものなのです。しかも送る商品は、企業や自治体などが備蓄用に購入したパンの缶詰。それらを回収して送ります。

企業や自治体は、そのまま保有していても1年後には賞味期限が切れて廃棄する必要があるので、回収してくれると助かります。

「パン・アキモト」側は、すでに1度販売したものですから、もう利益は出ています。無料で送っても赤字にならないのです。すばらしい。

回収に同意してくれた企業や自治体には、次の購入時に割引サービスを適用するそうです。それなら回収した後も続けて購入してもらえます。

回収にかかる運送コストも抑えています。新たに購入してくれた商品を納品する際に、2年経った商品を「ついでに」回収しているのです。何もかもが合理的。素晴らしい。

購入する企業側からすると、このシステムの輪に入ることで、自動的に社会貢献ができ、自社のCSR活動にもメリットがあるそうです。

「パン・アキモト」にも、「顧客」にも、「被災地」にも全てにメリットがある、まさに「三方よし」のビジネスですね。

「パン・アキモト」は無料でパンの缶詰を送っているのにもかかわらず、黒字経営で大きく成長しているそうです。

人の役に立ちながらも利益を出している、これは企業として理想だと思います。

「パン・アキモト」に学ぶブログ運営術

パソコン画像

ようやく出てきました、この話題(笑)。ブロガーは「パン・アキモト」から何を学ぶか。

それはずばり「他者のために役立つことを考える」ということです。ブログに書く記事は誰かの役に立たないとリピーターは増えません。検索をして訪れるユーザーは、何かの答えを知りたくて検索をします。その答えを提供するのがブロガーの役目だと思います。

自分が書きたい記事を書くのももちろん良いのですが、他者のために役立つ記事を書くことが理想的だと思います。

誰かが喜んでくれる、誰かの役に立つことが出来る、そこに喜びを感じる。これが「パン・アキモト」から学んだことです。社会貢献というと大げさですが、人気ブログになるには誰かの役に立つ必要があります。

そして、もう一つ大事なことを、村上龍氏が言っていました。「社会貢献は黒字化させないと続かない」。

ブログが人の役に立ったとしても、利益が出ないとモチベーションも上がりませんので途中で投げ出してしまいます。両方のバランスを考えながら運営することが大事です。

まとめ

  • 「パン・アキモト」の「救缶鳥」プロジェクトは「三方よし」で秀逸
  • 人の役に立ちながらも利益を出すのが理想
  • ブロガーも誰かの役に立てば人気ブログになれるはず
  • 人のためだけではなく、黒字化することも大事

誰かの役に立つことで利益を出せたら最高ですね。

「救缶鳥」システムを他の商品で応用できませんかね?

この「救缶鳥」システムは、他の商品でも応用できるといいですね。リサイクルしないとならない商品なら応用可能だと思います。

そういえば、テレビなど、リサイクルが必要な家電商品は「下取りに出せばさらに割引します」というシステムがありますね。ちょっと近いシステムかも。

個人的にはプリンターのインク。回収に協力するから安くしてくれたら良いんですけどねえ。インクってかなり高いですよね。どうにかして欲しい。

安倍総理、これを読んでいたら、前向きな政策をお願いします(笑)。