こんにちは、よしぞうです。
Twitterで、特定の好きなタレントさんのツイートの中から、目当てのツイートを検索したい場合がありますね。
そんな時に便利なのが『高度な検索』機能です。
「あの人が呟いていた、あのツイートを見つけ出したい!」といった場合に便利です。
下記のような場合には『高度な検索』を使ってみてはいかがでしょうか?
- 「あの映画監督がお薦め映画を呟いていたけど何だっけ?」
- 「あのモデルさんがTwitterで紹介していた商品って何だったっけ?」
- 「あの人が紹介してたオモシロ猫動画を探したい」
この記事では、Twitterの『高度な検索』の使い方や設定方法、そして、通常のTwitter検索で使える検索コマンド(検索オプション)の一覧も紹介します。
参考:Twitter 公式サイト
検索とトレンド
目次:
- 結論:アカウントを特定して検索できると余計なツイートが減るので検索しやすい
- Twitterの『高度な検索』を利用する方法
- 『高度な検索』で設定できる項目
- スマホアプリで検索する場合は検索コマンドを使う
- Twitterの検索コマンド 一覧
- まとめ
結論:アカウントを特定して検索できると余計なツイートが減るので検索しやすい
下記の画像は、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督であるジェームズ・ガン監督のツイートの中から「toystory」という単語を検索した結果です。
ジェームズ・ガン監督が「お薦めの続編映画」を呟いていたことを思い出し、それを知りたくて検索しました。
その際、「確か『トイ・ストーリー2』もお薦めしていたよなあ・・」というあいまいな記憶あったので「toystory」で検索してみました。
通常のTwitter検索だと、「toystory」と検索したらジェームズ・ガン監督以外の膨大なツイートが検索結果に出てしまうので、お目当てのツイートに辿り着けない場合が多いです。
古いツイートだと特にそういったノイズが沢山出てきますので、見つけ出すのはさらに困難になります。
ですが『高度な検索』なら特定アカウントのツイートに限定して検索できるので、見事見つけ出すことができました。
このように「あの人が呟いていた、あのツイートを見つけ出したい!」という場合は『高度な検索』が便利です。
他にも、自分自身の過去ツイートを引用する際や、誰かの過去のツイートを引用してツイートする場合などにも、お目当てのツイートを見つけやすくなります。
『高度な検索』で検索できないツイートもあるのがデメリット
『高度な検索』は基本的にテキストベースでの検索になりますので、探したいツイートにテキストが含まれていない場合は検索結果に出てこない可能性があります。
たとえば、何も文字を書かずに動画や画像だけをツイートしている場合などです。
そういった場合は『高度な検索』の検索設定にある、期間指定や「いいね」数の設定などを組み合わせてみましょう。
では続いて、『高度な検索』を使う方法や検索設定の方法などを解説します。
Twitterの『高度な検索』を利用する方法
では、Twitterの『高度な検索』を利用する方法を説明します。
『高度な検索』はパソコン画面じゃないと利用できません。
スマートフォンのTwitterアプリを利用する場合は、後述する「検索コマンド」を使うことで『高度な検索』と同様の機能を利用できますので、そちらをご覧ください。
↓↓↓
まず、パソコンでTwitterにアクセスします。
『高度な検索』の設定画面は、検索結果画面からじゃないとアクセスできません。
なので、Twitterの画面を開いたら、右上にある「キーワード検索」ボックスに、なんでも良いのでキーワードを入力して検索し、検索結果画面に移動します。
検索すると、検索結果の画面が表示されます。画面上部のキーワードボックスの右に3つの点があるので、クリックしてメニューを開きます。
3つの点をクリックしてメニューを開くと『高度な検索』というメニューが出てきますので、クリックします。
『高度な検索』をクリックすると設定画面が開きます。
まずは、キーワードを入力する画面があります。検索したいキーワードを入力しましょう。ここでは「toystory」と入力しています。
設定画面をスクロールすると、「アカウント」という項目がありますので、検索したい人物のアカウント名を入力します。
アカウント名は、正確なアカウント名を入力する必要がありますので、該当する人物のアカウントからアカウント名をコピーしましょう。
入力する際、頭には「@」を付けます。
さらに設定画面をスクロールすると、「フィルター」という項目があります。「返信」をオフにすることで、その人が他の人に対して呟いた返信ツイート(リプライ)を排除できます。
今回は「返信」をオフにし、ジェームズ・ガン監督が他の人に対して返信したツイートを検索結果に表示されないようにしました。
今回設定した検索条件は下記の通りです。
- 検索範囲:ジェームズ・ガン監督(@JamesGunn)のツイート
- 検索キーワード:toystory
- フィルター設定:ジェームズ・ガン監督が誰かに返信したツイートは排除
上記設定で検索した結果が、先程紹介した下記の画像になります。
以上が『高度な検索』の使い方です。
続いて、『高度な検索』で設定できる項目を詳しく見ていきます。
『高度な検索』で設定できる項目
『高度な検索』の設定画面で設定できる項目は、他にも多数あります。
設定画面の一覧を紹介します。
キーワード設定
検索するキーワードの設定です。下記のような検索が可能です。
- キーワード全てを含む(「and」検索)
- キーワード全体を含む(完全一致)
- いずれかのキーワードを含む(「or」検索)
- 指定したキーワードを含まない
- 特定のハッシュタグを含む
それぞれの入力ボックスに、検索したいキーワード、あるいは、排除したいキーワードを入力します。
言語設定
ツイートの言語を限定して検索することも可能です。
指定したい言語をプルダウンメニューから選びます。
アカウント設定
先程説明したように、特定のアカウントに限定してツイートを検索できます。また、特定のアカウントに向けられた返信の中から検索することも可能です。
- 特定のアカウントが送信したツイート
- 特定のアカウントに向けられた返信ツイート
- 特定のアカウント名が含まれたツイート(@ツイート)
フィルター設定
検索結果にフィルターをかけて、余計なツイートを表示させないことも可能です。
- 返信ツイートの表示と非表示
- リンクを含むツイートの表示と非表示
エンゲージメント設定
エンゲージメント設定では、「返信」の数や「いいね」の数、「リツイート」の数などが多いツイートだけを表示させることが出来ます。
沢山リツイートされた猫動画など、高評価のツイートを検索する場合に便利です。
それぞれの欄に最小件数を入力すれば、それより少ない数のツイートは表示されません。
すべての項目に数を入力する必要はなく、「いいね」の数だけ、「リツイート」の数だけでもかまいません。
- 「返信」の数が多いツイート
- 「いいね」の数が多いツイート
- 「リツイート」の数が多いツイート
日付設定
最後が日付設定です。ツイートされた日付の期間を設定して検索することが出来ます。
「たしか、先週にツイートしていたよなあ・・・?」というようにある程度のツイート時期が分かる場合に便利な機能です。
期間を限定すれば、検索結果に余計なツイートを表示させないで済みます。
以上が『高度な検索』の設定項目です。上手に組み合わせれば見つけたいツイートを素早く見つけられるようになるでしょう。
続いて、スマートフォン用のTwitterアプリで使用できる検索コマンド(検索オプション)について解説します。
スマホアプリで検索する場合は検索コマンドを使う
スマートフォン版のTwitterアプリを使用する場合は、『高度な検索』設定の画面を表示できないので、検索コマンドを利用することになります。
先程、『高度な検索』を行った際、検索結果の上部に表示されていたのが検索コマンドです。
スマートフォン版のTwitterアプリで、検索ボックスにこの文字列を入力すれば、同じ検索結果を得られます。
パソコンでは『高度な検索』の設定画面があるのでこういったコマンドを利用しなくて済みます。
しかし、スマートフォンでは『高度な検索』の設定画面がありませんので、『高度な検索』と同様の機能を利用したい場合はこういった検索コマンドを利用する必要があります。
それでは、次の項目でスマートフォンで利用できる検索コマンドの一覧を紹介します。
Twitterの検索コマンド 一覧
ここでは、スマートフォン版のTwitterアプリで利用できる検索コマンドを紹介します。
全部覚えるのはちょっと大変ですが、ご自身でよく使いそうなものだけでも覚えておくと便利です。
検索コマンド | 内容 |
---|---|
from:アカウント名 | 特定のアカウントのツイートを表示 |
to:アカウント名 | 特定のアカウント宛のツイートを表示 |
(@アカウント名) | 特定のアカウント名が含まれたツイートを表示 |
キーワード (from:アカウント名) | 特定のアカウントのツイートの中からキーワードを検索 |
(from:アカウント名) filter:replies | 特定のアカウントのツイートの中から返信ツイートを検索 |
(from:アカウント名) -filter:replies | 特定のアカウントのツイートの中から返信ツイートを除外 |
キーワード1 キーワード2 | and検索 |
キーワード1 OR キーワード2 | OR検索 |
"文字列" | 完全一致検索 |
キーワード1 -キーワード2 | マイナスを付けたキーワードを除外 |
#キーワード | ハッシュタグを検索 |
lang:言語コード | ユーザーの言語を特定して検索 |
min_faves:最小数 | 「いいね」数を設定して検索 |
min_retweets:最小数 | リツイート数を設定して検索 |
min_replies:最小数 | 返信ツイート数を設定して検索 |
until:終わりの日付 | 特定の年月日までの期間に絞って検索 |
since:始まりの日付 | 特定の年月日からの期間に絞って検索 |
filter:verified | 認証アカウントのツイートの中から検索 |
続いて、各検索コマンドについて使用例も合わせて使い方を紹介します。
特定のアカウントを検索する
特定のアカウントのツイートを検索する際に利用できる検索コマンドです。
特定のアカウントのツイートを表示
特定のアカウントのツイートだけを表示します。
例:from:JamesGunn
特定のアカウント宛のツイートを表示
特定のアカウントに向けて他のユーザーがツイートしているものだけを表示できます。
例:to:JamesGunn
特定のアカウント名が含まれたツイートを表示(特定のアカウントへの@ツイート)を表示
特定のアカウント名が含まれたツイートを表示できます。
例:(@JamesGunn)
特定のアカウントのツイートの中からキーワードを検索
特定のアカウントが呟いているツイートの中からキーワード検索を行える検索コマンドです。
例:toystory (from:JamesGunn)
特定のアカウントの中から返信ツイートのみを検索
特定のアカウントのツイートから、返信ツイートだけを抜き出して表示できます。
例:(from:JamesGunn) filter:replies
キーワードを組み合わせれば、返信ツイートの中だけから特定のキーワードを検索できます。
例:toystory (from:JamesGunn) filter:replies
特定のアカウントのツイートの中から返信ツイートを除外
先程の「filter:replies」に「-(マイナス)」を付け加えることで、検索結果から返信ツイートを除くことが出来ます。
例:(from:JamesGunn) -filter:replies
キーワードを組み合わせれば、返信ツイートを除外して特定のキーワードを検索できます。
例:toystory (from:JamesGunn) -filter:replies
キーワード検索する
ここではキーワード検索に関する検索コマンドを紹介します。
複数のキーワードをすべて含む検索(and検索)
複数のキーワードで検索できます。入力したキーワード全てを含んだツイートが表示されます。
例:pixar toystory
いずれかのキーワードを含む検索(or検索)
キーワードの間に「OR」を入れることで、どちらかのキーワードが含まれたツイートを検索できます。
例:pixar OR toystory
文字列全体を含む検索(完全一致検索)
複数の単語を半角ダブルクォーテーションで囲んで検索すると、同じ文字列が含まれるツイートを検索できます。
"キーワード1 キーワード2"
例:"pixar toystory"
「and検索」と違い、キーワードの並び順なども含め、まったく同一の文字列を検索します。
特定のキーワードを除外して検索
検索結果の中から除外したいキーワードを設定できます。
「-」(マイナス)を付けることで、そのキーワードが含まれたツイートを非表示に出来ます。
例:pixar -cars
上記例では「pixar」という単語が含まれているツイートの中から、「cars」という単語を含んだツイートを除外します。
ハッシュタグを検索
特定のハッシュタグが付いたツイートだけを検索できます。
例:#toystory
言語を設定した検索
様々な言語を限定して検索できます。
キーワードに「lang:ja」を付け加えれば、日本語のツイートだけを検索できます。
例:toystory lang:ja
主な国の言語コードは下記の通りになります。
- lang:ja(日本語)
- lang:en(英語)
- lang:ko(韓国語)
- lang:zh-tw(繁体中国語)
- lang:zh-cn(簡体中国語)
- lang:ko(韓国語)
- lang:de(ドイツ語)
- lang:fr(フランス語)
- lang:it(イタリア語)
- lang:ru(ロシア語)
- lang:es(スペイン語)
おそらく、ISO 639-1に対応しているのではないかと思います。
参考:Wikipedia
ISO 639-1コード一覧
エンゲージメント(いいね数やリツイート数)を設定して検索する
評価が高いツイートや、リプライが多いツイートに絞って検索することも出来ます。
「いいね」の多さを設定して検索
「いいね」が多いツイートに絞り込んで検索結果を表示できます。
「いいね」の最小値を入力して設定します。
例:toystory min_faves:1000
上記例の場合、「toystory」という単語を含んだツイートの中から、「いいね」の数が1000以上のツイートを表示できます。
リツイートの多さを設定して検索
リツイートが多いツイートに絞り込んで検索結果を表示できます。
リツイートの最小値を入力して設定します。
例:toystory min_retweets:1000
上記例の場合、「toystory」という単語を含んだツイートの中から、リツイートの数が1000以上のツイートを表示できます。
返信の多さを設定して検索
返信が多いツイートに絞り込んで検索結果を表示できます。
返信数の最小値を入力して設定します。
例:toystory min_replies:100
上記例の場合、「toystory」という単語を含んだツイートの中から、返信数が100以上のツイートのみを表示できます。
日付検索:期間で絞ってキーワード検索
ツイートされた期間を絞って検索が可能です。
ツイートされた時期をなんとなく分かっている場合に便利です。
キーワード until:終わりの日付 since:始まりの日付
例:toystory until:2020-01-01 since:2019-01-01
「toystory since:2019-01-01」というように、始まりの日付だけを設定して利用することも出来ます。
同様に「toystory until:2019-01-01」というように、終わりの日付だけを設定して利用することも出来ます。
認証アカウントのツイートの中からキーワード検索
検索結果の中から、Twitter社に認証されたアカウントのツイートだけに絞り込むことが出来ます。
キーワード filter:verified
例:toystory filter:verified
ニュースを検索する際にこの検索コマンドを使用すれば、比較的信頼できるサイトに絞り込めるので、フェイクニュースを排除できるかもしれません。
まとめ
以上、Twitterの『高度な検索』や、検索コマンド機能を紹介しました。
もし、これは使えそうだ! と思ったものがありましたら、是非使ってみてください。
検索コマンドを全部覚えるのは大変ですが、使えそうなコマンドは覚えておいて損はないでしょう。
おもしろ動画やバズった猫動画などは、「いいね」数や「リツイート」数を設定することで、本当に面白い動画だけを絞り込める可能性が高まります。