古い「MacBook Pro」を処分しました。
処分の際には「Apple GiveBack(旧 Apple Renewプログラム)」を利用しましたので、廃棄方法の手順をご紹介します。
また、「Apple GiveBack」以外の廃棄方法、Macの中古買取業者などもまとめました。
皆さんこんにちは、よしぞうです。
先日、古くなった「MacBook Pro」を処分しました。
相当古い機種なので、中古の買取金額を調べてもたいした金額になりませんでした。ですので、そのまま処分することにしました。
利用したのは「Apple GiveBack(旧 Apple Renewプログラム)」。Appleが無料でMacintoshを回収してくれるプログラムです。
処分費用も配送料も必要ありませんし、自宅まで引き取りに来てくれるので便利です。
「Apple GiveBack」の詳細については公式サイトをどうぞ
↓↓↓
公式サイト
Apple GiveBack
Appleのリサイクルプログラム 家庭系パソコンのリサイクル
Appleのリサイクルプログラム
目次:Macを無料で廃棄する方法:Apple GiveBack(旧 Apple Renewプログラム)を使う
- 重要:無料で処分するにはPCリサイクルマークのシールが必要
- Macを処分する前にやっておくこと
- Apple GiveBackを使って無料で処分する
- Apple以外の業者で処分してもらう方法
- まとめ:PCマークを無くさないようにしよう
重要:無料で処分するにはPCリサイクルマークのシールが必要
まず、最初に肝心なことを1つ。「Apple GiveBack」を使ってMacintoshを処分するには、購入した際に付いていたPCリサイクルマークのシールが必要です。
これが無いと有料になってしまいます。必ず見つけ出しておきましょう。
Macを処分する前にやっておくこと
Macintoshを手放す前にハードディスクのデータを完全に消去します。
消去する前に以下のことを必ず行いましょう。
- バックアップの作成
- iTunes:「このコンピュータの認証を解除」してからサインアウトする
- iCloud:「Macを探す」をオフにしてサインアウトする
- iMessage:サインアウトする
- ペアリングしたBluetooth機器を接続解除する
詳しい方法はアップルのサポートサイトに書かれています。
アップル
・Mac を売却または譲渡する前に
・Mac を売却または譲渡する場合
ハードディスクの初期化は上記サイトの記述通りに進めます。
ハードディスクを初期化するには、ディスクユーティリティを使います。Macintoshに最初から入っているソフトです。
ディスクユーティリティでハードディスクを初期化する際に気をつけることは、消去したデータを誰かに復元されないようにすることです。
消去したデータを復元されないようにするには、ディスクユーティリティの「セキュリティオプション」をクリックします。
「確実な消去オプション」という画面が出てくるので、スライダを「最も安全」に動かして初期化します。
ハードディスクに何度も「0」を上書きして、復元出来ないようにする設定です。
何度も上書きするので、それだけ時間がかかります。初期化を始めたらしばらく放置しておきましょう。
どれだけ完全に消去されるのかは不明ですが、Macintoshに付属の機能だけで消去するのなら、この方法がベストだと思います。
(記事はさらに下に続きます)
Apple GiveBackを使って無料で処分する
それでは「Apple GiveBack」に申し込みましょう。
Macintoshの回収手順は以下の通りです。
- 「Apple GiveBack」のサイトで回収を申し込む
- アップルから配送伝票が送られてくる(届くまで1週間くらいかかる)
- MacintoshにリサイクルPCマークのシールを貼り、段ボールに入れる
- 届いた発送伝票を使って郵便局から送る。
以上です。
申し込んでから伝票が届くまで1週間ほどかかるので、ハードディスクの初期化は申し込んだ後に行っても問題ありません。時間的余裕は充分あります。
Apple GiveBackの申し込み方法
回収を申し込むには、アップルの「Apple GiveBack」のサイトへアクセスします。
アップル
Apple GiveBack
「Apple GiveBack」サイトの下の方に「そのほかのリサイクルプログラム」というメニューがあるのでクリックしてメニューを開きます。
開いたメニューの中に「家庭系パソコンのリサイクル」という項目があるのでクリックしてアクセスします。
家庭系パソコンリサイクルのページが開いたら「お申し込みはこちら」をクリック。
廃棄の手順が表示されるので目を通しましょう。
次に、回収するMacintoshのタイプを選択します。「MacBook Pro」なら「ノートパソコン」を選びます。
そして、PCリサイクルマークの有無を選び、マークに書かれている番号や製品名、Macintoshのシリアル番号を記入します。
住所氏名、メールアドレスなどを記入し、最後の画面で合計金額が0円になっていることを確認します。
そして、申し込みを済ませます。
申し込みがすむと、自分のメールに申し込み完了のお知らせが届きます。
あとは自宅に配送伝票が届くのを待ちます。
処分するMacの配送方法
1週間ほどで配送伝票が届きます。
「エコゆうパック」というシステムで送るようです。
配送伝票以外にも、手順や注意が書かれた書類も同封されています。下の図にあるように伝票に書かれているメーカー名やパソコンの種類を確認しましょう。
処分するパソコンの梱包の仕方なども書かれています。
上の図によると
- キーボード、マウス、電源ケーブルは同梱して良い
- プリンターやマニュアル、取扱説明書などは同梱不可
だそうです。
というわけで、段ボールに梱包します。購入したときの箱が残っていたのでこれを使います。
箱に詰めました。電源アダプターも一緒に送ります。無くても大丈夫だと思います。
PCリサイクルマークを目立つところに貼ります。
そして、しっかりガムテープで閉じ、配送伝票を貼れば完成。
郵便局に電話すれば、引き取りに来てくれます。直接窓口に持ち込んでも大丈夫のようです。
というわけで、ノート型Macは軽いので郵便局へ行く用事のついでに出してきました。
出した後は領収証を受け取っておきましょう。
以上で処分が完了です。
初期化に時間がかかりますが、手順は簡単だし無料で引き取ってくれるので助かります。
(記事はさらに下に続きます)
Apple以外の業者で処分してもらう方法
参考までに「Apple GiveBack」以外での処分方法も考えてみました
以下のような方法があると思います。処分するMacintoshがまだ新しい機種であれば中古ショップに売った方がお金になるので、その方が良いでしょう。
無料回収業者に引き取ってもらう
PCリサイクルマークを無くしてしまった場合は、パソコンを無料で回収してくれる業者を探して引き取ってもらうのも良いでしょう。
利用したことはありませんが、以下のような業者があるようです。
こちらの会社は壊れたパソコンの買取も行っているようです。
回収業者の中にはデータ消去サービスを行っている会社もあるようなので、データが気になる方は消去サービスがある会社を利用してみても良いでしょう。
ただ、基本的にはご自身でしっかり消去することをお薦めします。
新しいMacintoshを買う際に下取りに出す
新しくMacintoshを買う予定の人は、下取りキャンペーンをやっているお店を探すのも1つほ方法です。
新しくMacを買うことを条件に、古いMacを買い取ってくれるサービスです。
下取りにするMacが古すぎる場合は、たいした金額にならないと思いますが、多少は割引になると思います。
次の項目で述べる中古Macintoshショップでも、たまに下取りキャンペーンを開催しています。ソフマップあたりが良くやっていますね。
「Apple GiveBack」にも下取りプログラムがあります。
アップル
Apple GiveBack
中古Macintosh(パソコン)業者に売る
新品のMacintoshを購入するつもりが無いのであれば、下取りではなく、中古Macintosh買取ショップに買取ってもらいましょう。
主に以下のようなショップがあります。
まとめ:PCリサイクルマークを捨てないようにしよう
Macintoshを買ったときは、PCリサイクルマークなんて全く気にしてなかったので「そんなのあったっけ?!!」と焦ったのですが、箱の中に入っていました。
よかった。。。
うっかり捨ててしまいそうな小さい紙なので、紛失しないように気をつけましょう。
というわけで、まとめです
- アップルはApple GiveBackでMacintoshの回収を無料で行っている
- Apple GiveBackはPCリサイクルマークが無いと有料になる
- PCリサイクルマークが無い場合は、無料回収業者や中古ショップに売ってみよう