うっかり所得税の納付期限を過ぎてしまいました。
毎年、還付を受けていたから油断していました。
まさか、確定申告の提出期限と同じ日だったなんて。言ってよ。。。
2019/11/22 更新
皆さんこんにちは、よしぞうです。
先日、提出期限ギリギリに確定申告しました。
今までは毎年ずっと還付を受けていたのですが今年は初めて納付することになりました。
しかし、うっかり所得税の納付期限を過ぎていて焦りましたよ。。。。
これからフリーランスになる人や初めて確定申告する人が同じ間違いをしないように、所得税の納付締め切り日や納付方法の記事をアップしておきます。
確定申告の詳細については国税庁のサイトをどうぞ
↓↓↓
国税庁
確定申告特集
目次:所得税の納付期限過ぎて焦った!延滞税計算機が国税庁サイトにあって便利!
- 所得税の納付期限は確定申告提出の日まで
- 還付と違うよ!税務署からは納付書も納税通知も来ないってよ!
- 納付を忘れたら、国税庁のサイトで延滞税を計算できるよ
- 所得税の支払い方法は5通り、口座振替が便利かな
- 口座振替の注意点!残高が足りないとヤバい
- 確定申告にオススメの会計ソフト3つ
- まとめ:税金は納付期限までに納めるに越したことは無い
所得税の納付期限は確定申告提出の日まで
所得税の納付期限は確定申告の締め切りと同じ日だそうです。
過ぎてから知りました(笑)。
今までは毎年「還付」を受けていました。還付って4月くらいに「振り込んだよ」っていう通知書が来るじゃないですか?
だから、納付する場合も4月くらいでいいのかな〜、なんて勝手に思っていたんです。
たまたま他の人のブログを見ていたら「所得税納めてきました」って書いてあるじゃないですか!
「え!俺んとこまだ納付書も何も届いて無いよ?いつ来るの?」と思って国税庁のサイトを調べたら「3月15日までに申告・納税」という非情な文字。
おいおい!まじかいな!
というわけで、次の日ダッシュで税務署に行ってきました。
よしぞうが納付した方法や状況は以下の通り
- 税務署の窓口で現金一括払い
- 納付書は税務署の窓口にある
- 自分の納付金額を間違えないように確定申告の控えも持参した
- 納付期限から3日過ぎていたけど、延滞税はかからなかった
という感じでした。
ハンコとか持参しないで大丈夫です。
いや、それにしても焦った。
来年は締め切りを過ぎないために口座振替の申し込みハガキも貰ってきました。
納付期限を過ぎると日割りで延滞税がかかってきます。気が付いたらすぐに払いに行ったほうがいいですよ。
延滞税がかかると元の納税額よりも増えますので、多めに現金を持って行きましょう。
還付と違うよ!税務署からは納付書も納税通知も来ないってよ!
先ほども触れた通り、還付と違って、お知らせも納付書も届きません。
国税庁のサイトにも
税務署からは、申告書の提出後に、納付書の送付や納税通知書等によるお知らせはありません。
と書かれています。
参考:国税庁
確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【税金の納付】
ちょっとサービス悪いんじゃ無い?? ていうか、なんで確定申告の期限と同じなんだろう?せめて3月いっぱいにしようよ。
現金を持って確定申告書を提出しに行っても「間違ってますよ」何て言われたら、用意した現金が無駄になるじゃないか??
納付を忘れたら、国税庁のサイトで延滞税を計算できるよ
万が一、納付期限を過ぎてしまった場合は延滞税がかかってくることになります。
延滞税の計算機が国税庁のサイトにありますので計算しましょう。
国税庁
延滞税の計算方法
ページの下のほうに「延滞税の計算はこちら」という項目があります。
該当する年号をクリックし、計算機へアクセスしてください。下記の年度分の計算機があります。
国税庁 延滞税の計算
・平成30年分はこちら
・平成29年分はこちら
・平成28年分はこちら
確定申告を期限内に行っているなら「期限内申告分」をクリックして計算機に進みます。
確定申告で算出した税金を入力し、納付する日時を入力し計算します。
税務署のお姉さんによると、延滞税は日割りで計算されるそうです。1日2%前後(うろ覚え)とのこと。元の納税額が多ければ、それだけ多くの延滞税がかかりますので、たった数日でも延滞税が発生します。
よしぞうレベルの庶民の場合、3月末に納付しても延滞税がかからないようですね。
所得税の支払い方法は5通り、口座振替が便利かな
所得税を初めて納付することになる人はどうやって支払うのか分からないと思います。よしぞうもそうでした。
支払い方法を以下の方法から選べます。
- 納付書を使って現金払い
- 口座振替
- ダイレクト納付、インターネットバンキング
- クレジットカード
- コンビニ納付(QRコード、バーコード)
参考:国税庁
国税の納付手続(納期限・振替日・納付方法)
口座振替が一番オススメかな。一番手続きが簡単で納め忘れがないし。
まあ、好きなのを選んでください。
各支払い方法の概要は下記の通りです。
1. 納付書を使って現金払い
税務署が近くにある人は税務署で支払い可能です。納付書も窓口に置いてあります。
納付期限を過ぎた場合は、税務署に行くのがいいと思います。延滞税の確認もできますしね。
税務署は徴収する側だからか、かなり低姿勢で対応してくれます(笑)。
所轄税務署管内の金融機関やコンビニでも支払いができるようです。金融機関にも納付書があるようです。念のため納付可能かどうか電話で確認してから行きましょう。
コンビニで納付をする場合には、納付税額が30万円以下の場合に限ります。この場合、税務署から交付されるバーコード付きの納付書が必要になるみたい。なんかめんどい。
2. 口座振替
金融機関の口座から引き落とされるように手続きをします。公共料金の引き落としと同じような感じです。
手続きには時間がかかるので納付期限までに余裕を持って手続きしましょう。
税務署に申し込みハガキが置いてありますし、金融機関でも申し込めるそうです。
参考:国税庁
・確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【税金の納付】
・申告所得税及び復興特別所得税、消費税及地方消費税(個人事業者)の振替納税手続
3. ダイレクト納付、インターネットバンキング
e-Taxや金融機関のインターネットバンキングを利用して納付することができます。
事前に税務署へe-Taxの利用開始手続きを申請するなど、よしぞうのように焦って納付する人には利用できないタイプ。(笑)。
e-Taxを利用している人には便利かもしれません。
参考:国税庁
[手続名]ダイレクト納付の手続
[手続名] インターネットバンキング等からの納付手続
4. クレジットカード
クレジットカードを使った納付も可能です。
納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)が運営するサイト「国税クレジットカードお支払サイト」で支払手続きをします。
参考:トヨタファイナンス株式会社
国税クレジットカードお支払サイト
注意点としては「納付税額に応じた決済手数料がかかる」ということです。
手数料は「最初の1万円までは76円(税抜)、以後1万円を超えるごとに76円(税抜)が加算されます。
「国税クレジットカードお支払サイト」に手数料表が掲載されており、その隣にシミュレーション計算機があります。
※画像出典:「国税クレジットカードお支払サイト」より
参考:国税庁
・[手続名]クレジットカード納付の手続
・クレジットカード納付のQ&A
5. コンビニ納付(QRコード、バーコード)
コンビニエンスストアでも納付が可能です。
QRコードは自分で作成する必要があります。
バーコードは、税務署から送付又は交付されたコンビニ納付専用のバーコード付納付書を使用します。
バーコード付納付書は、納付金額が30万円以下で次のような場合に税務署で発行するようです。
- 確定した税額を期限前に通知する場合(所得税の予定納税等)
- 督促・催告を行う場合(全税目)
- 賦課課税方式による場合(各種加算税)
- 確定した税額について納税者から納付書の発行依頼があった場合(全税目)
参考:国税庁
・[手続名] コンビニ納付(QRコード)
・コンビニ納付(QRコード)のQ&A
・[手続名] コンビニ納付(バーコード)
・タックスアンサー(よくある税の質問) No.9209 コンビニ納付(バーコード)
口座振替の注意点!残高が足りないとヤバい
税務署のお姉さんによると、口座振替は便利ですが金融機関によっては朝イチで引き落とす銀行もあるそうです。
なので、残高が足りないと引き落とし当日に振り込んでもアウト!という場合もあります。
引き落とし日は、納付期限を1ヶ月以上過ぎた日に設定されているので、下手をすると延滞税がかかるかも?
平成27年分の所得税の引き落とし日は、平成28年4月20日(水)です。納付期限の3月15日から1ヶ月以上後です。
残高が足りないと引き落とせませんので、引き落とし日までに残高をチェックしましょう。
確定申告にオススメの会計ソフト3つ
今年はせっかく会計ソフトを使って鼻息荒く確定申告に臨んだのに、最後に納付忘れというオチがつきました(笑)。
それでも会計ソフトを導入したおかげで、作業が随分と早くなりました。導入必須です。
今年から導入したのは「やよいの青色申告 オンライン」。クラウド型なのでMacintoshでも利用できます。フリーランスや個人事業主に人気のある会計ソフトは以下の3つでしょうか。
- やよいの青色申告 オンライン
- マネーフォワード クラウド確定申告 青色申告
- クラウド会計ソフトfreee
会計ソフトを導入すると入力が楽になりますね。エクセルで自力でやってた頃は「俺は何やってたんだ」と思うほど楽ちん。
有名ソフト3つを簡単にご紹介します。
やよいの青色申告 オンライン
よしぞうが現在使っている青色申告ソフト。会計ソフトといえば「弥生」というくらい有名ですね。なのでこれに決めました。クラウド型なのでMac OSでも利用可能。
全ての機能が1年間無料で利用できるお試しサービスもあります。それも導入の決め手でした。
公式サイト
やよいの青色申告 オンライン
- 無料プラン:あり 全ての機能が1年間無料でお試し可能
- 有料プラン:セルフプラン 年間8000円(税抜)から
- 有料プラン:ベーシックプラン 初年度6000円(税抜)、次年度は12,000円(税抜)
導入事例はこちら
やよいの青色申告 オンライン 導入事例
マネーフォワード クラウド確定申告
次に有名なのがこれかなあ??「マネーフォワード クラウド確定申告」。なんとグッドデザイン賞受賞。こちらもクラウド型なのでMacintosh対応。
公式サイト
マネーフォワード クラウド確定申告
個人事業主向けのプランには下記のプランがあります。
- 無料プラン:1ヶ月間、無料でパーソナルプランをトライアル
- 有料プラン:パーソナルライト 年額11,760円(税抜)
- 有料プラン:パーソナル 年額23,760円(税抜)
- 有料プラン:パーソナルプラス 年額35,760円(税抜)
導入事例はこちら
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
クラウド会計ソフトfreee
これもネットユーザーの間では知られている会計ソフトです。
公式サイト
クラウド会計ソフトfreee
- 有料プラン:個人事業主向け スタータープラン 年間11,760円(税抜)
- 有料プラン:個人事業主向け スタンダードプラン 年間23,760円(税抜)
- 有料プラン:個人事業主向け プレミアムプラン 年間39,800円(税抜)
導入事例はこちら
クラウド会計ソフトfreee 導入事例
まとめ:税金は納付期限までに納めるに越したことは無い
いやあ、納付期限が過ぎていたことを知った時は焦りましたよ。心臓に悪すぎ(笑)。
とりあえず、いい勉強になりましたので来年以降は同じ失敗はしません。
青色申告ソフトもあるし、これからは毎月ちゃんと入力していこうかな。(と、毎年思う人は多いと思う。。。)
というわけで、まとめです
- 所得税の納付期限は確定申告の締め切りと同じ日
- 納め忘れても税務署からは連絡が来ないので恐ろしい
- 国税庁のサイトで正確な延滞税を計算できるのが便利
- 口座振替にしておけば便利だけど、残高が足り無いと引き落とされない
- 会計ソフトがあると確定申告が楽です