トム・ホランド主演の映画「スパイダーマン:ホームカミング」の感想とネタバレです。
かつてのスパイダーマン映画とは違い、トム・ホランドがオタクだけど明るく爽やかなピーター・パーカーを好演して、とても楽しめました。
映画のストーリーは、意外な展開に「え!」と思いました。ビックリ。
マーベルファンの皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
トム・ホランド主演の映画「スパイダーマン:ホームカミング」を見てきました。
そのネタバレ感想です。
新生スパイダーマンはとても明るく、ちょっとドジなキャラクターで楽しめました。
ストーリーは少し切なさと暗さも持ち合わせたマーベルらしい映画になっています。
「スパイダーマン:ホームカミング」の詳細は公式サイトをご覧ください。
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公式サイト
スパイダーマン:ホームカミング
というわけで、以下ネタバレします!
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目次:「スパイダーマン:ホームカミング」ネタバレ感想とあらすじ
- 「スパイダーマン:ホームカミング」 登場人物とあらすじ
- スパイダーマン誕生の経緯や叔父さんの名台詞は割愛されてた
- まさかのリズパパ、マイケル・キートンが怖すぎる
- 最後のシーンでメイ叔母さんにバレたのかな?
- ダメージ・コントロール局はシールドなのか?
- 「ホームカミング」はアメリカでは学校行事の意味で使われるらしい
- 次回のヴィランはスコーピオンか?
- その他、小ネタなど
- まとめ:トム・ホランドの好演が光った作品
「スパイダーマン:ホームカミング」 登場人物とあらすじ
登場人物
メインキャラ
- ピーター・パーカー:スパイダーマン(演者:トム・ホランド、日本語:榎木淳弥)
- トニー・スターク:アイアンマン(演者:ロバート・ダウニー・Jr、日本語:藤原啓治)
- ハッピー・ホーガン:トニースタークの部下(演者:ジョン・ファヴロー、日本語:大西健晴)
- メイ・パーカー:ピーターの叔母(演者:マリサ・トメイ、日本語:安藤麻吹)
- ペッパー・ポッツ:トニーの恋人で現社長(演者:グウィネス・パルトロー、日本語:岡寛恵)
クラスメイト
- ネッド:ピーターの親友(演者:ジェイコブ・バタロン、日本語:吉田ウーロン太)
- ミシェル(MJ):風変わりでいつも一人(演者:ゼンデイヤ、日本語:真壁かずみ)
- リズ:ピーターの憧れの美人先輩(演者:ローラ・ハリアー、日本語:美山加恋)
- フラッシュ:何かにつけてピーターをからかう(演者:トニー・レヴォロリ、日本語:畠中祐)
悪役側
- エイドリアン・トゥームス :バルチャー、廃品回収業の社長(演者: マイケル・キートン、日本語:大川透)
- ハーマン・シュルツ:バルチャーの部下、ショッカー2代目(演者:ボキーム・ウッドバイン、日本語:諏訪部順一)
- ジャクソン・ブライス:バルチャーの部下、ショッカー1代目(演者:ローガン・マーシャル=グリーン、日本語:不明)
- フィニアス・メイソンテ:バルチャーの部下、兵器開発担当(演者:マイケル・チャーナス、日本語:山本満太)
- アーロン・デイビス :ピーターが尋問した武器の取引相手(演者:ドナルド・グローヴァー、日本語:渡邉隼人)
- マック・ガーガン:バルチャーにスパイダーマンの正体を訊いた人(演者:マイケル・マンド、日本語:青山穣)
その他
- スティーブ・ロジャース:キャプテン・アメリカ(演者:クリス・エヴァンス、日本語:中村悠一)
- スーツレディ(カレン):スパイダーマンスーツの人工知能(演者:ジェニファー・コネリー、日本語:井上喜久子)
あらすじ
映画「キャプテンアメリカ / シビル・ウォー」以降のお話です。
アイアンマンことトニー・スタークから、スパイダーマンスーツを貰ったピーター・パーカー。
いつ任務の呼び出しがあるのかワクワクしながら、高校生活を送っています。しかし、いっこうに呼び出しがかからず。
しびれを切らしたピーターは、毎日放課後になるとスーツを着込んで街の悪党退治や人助けをしています。
そんな活動の中で、ピーターはアベンジャーズがチタウリと戦ったニューヨーク決戦(映画「アベンジャーズ」)の残骸を回収して武器として転売している連中を発見します。
彼らを取り押さえようとしたところ、逆にやられてしまいトニーに助けられます。
トニーからは無茶はしないように警告されますが、ピーターはそれを無視して次の武器取引の場所であるフェリーに向かいますが。。。。。
参考:おとなのらいふはっく
ネタバレ:キャプテン・アメリカ / シビル・ウォーを見た感想
スパイダーマン誕生の経緯や叔父さんの名台詞は割愛されてた
今回の映画では、ピーターがスパイダーマンになる経緯や、ベン叔父さんの存在も触れられませんでした。
ベン叔父さん名台詞
大いなる力には大きな責任が伴う
も登場しませんでしたね。
ヒーローファンの中ではとても有名な台詞で、同じ世界観を共有しているドラマ「エージェント・オブ・シールド」でも引用されているほど。
スパイダーマンの世界でも重要なセリフなのですが、このセリフやベン叔父さんの悲劇が描かれなかった分、明るい映画になっていました。
しかし、ピーターのセリフの中に、メイ叔母さんを思いやる気持ちとして
「これ以上辛い思いをさせたくない」
といったようなセリフが出てきましたので、新生スパイダーマンの世界でもベン叔父さんの一件はかなり深刻な事件だったのだと思います。
過去を語る代わりに、ピーターの自撮り映像がオープニングを飾る
オープニングでは、上記のような暗い過去を語らずに、ピーターによる自撮り映像でこれまでの経緯が説明されていました。
映像は「シビル・ウォー」直前から「シビル・ウォー」直後くらいの時期に特化されていました。
いくつかは映画公開前に公開されている映像でしたね。
子供らしくテンションマックスで撮りまくる姿が、いままでのスパイダーマンとは違うなと感じます。
まさかのリズパパ、マイケル・キートンが怖すぎる
この展開がビックリ、まさか憧れのリズのパパがバルチャーだったとは。。。
リズの家でドアを開けたときに驚きました。「え?なに?」と一瞬だけ頭が混乱した。。
車の中の会話で、スパイダーマンの正体に気づいていくシーン、そして気づいた後のシーン。
怖すぎる。。。マイケル・キートンのシワだらけの顔でああ言われると恐ろしい。。。
ピーターはいつバルチャーの顔を見たんだろう?
一つ思い出せないのが、ピーターが戦闘中に、いつバルチャーの顔を見たのかということ。
バルチャーが翼を付けているときはマスクをしていますよね。
フェリーでの戦闘中に見たのかな?
もう1回、映画見れば分かると思う。
それにしても、さすが武器転売で儲けているだけあって、良い家に住んでいましたね(笑)。
リズが頭良いのは父親譲りなのかな。
最後のシーンでメイ叔母さんにバレたのかな?
最後のシーンで、新しいスーツを着込んだピーターの背後から叔母さんが「何やってるの!」って怒鳴っていました。
あの後はどうなったんでしょうね。ピーターは本当のことを話したのか、うまくごまかしたのか? とても気になります。
このシーン、メイ叔母さんにはピントが合ってないのが良かった。面白い。どんな顔して怒鳴っていたんだろうか想像したくなります。
ちょっと老けメイクの叔母さんで残念
今回のメイ叔母さんは「シビル・ウォー」の時と打って変わって、ちょっと老けた風貌でしたね。
前回は、目の中までキラキラ光って妙になまめかしい人でしたが、今回は老眼鏡をかけての登場。叔母さんらしくなっていました。
前回の登場時には「若すぎる」という動揺の声が広がったので、それを受けての変更だったのかもしれません。
演じるマリサ・トメイさんは美人なので、できれば老眼鏡なしで出て欲しかった。
もっと登場シーンを多くして欲しい。
メイ叔母さんはトニー・スタークを嫌い
「シビル・ウォー」の時はトニー・スタークに会えてとても嬉しそうでしたが、タイ料理屋での会話で「トニー・スタークを嫌い」と言っていました。
なにか心境の変化があったのでしょうか?
ひょっとして、ピーターと撮ったビデオメッセージを見たのでしょうかね?(笑)。
噂によるとマリサ・トメイはロバート・ダウニー・ジュニアの元カノだそうなので、それを踏まえた意味深なセリフなのかもしれません(笑)
とはいえ本当に嫌いだったら出演をOKしていないだろうから(ダウニーが承諾しなそう(笑))、ユーモアなのでしょう。
料理屋での「アイ・ラーブ・ユー」は「ラーブ」という料理を食べていたことのジョークらしいです。
ダメージ・コントロール局はシールドなのか?
今回、冒頭では映画「アベンジャーズ」で描かれたニューヨーク決戦の残骸を回収するシーンが描かれました。
そこに登場したのが「ダメージ・コントロール局」という組織。
まだこの時は秘密組織シールド「S.H.I.E.L.D」がきちんと存在していたので、この組織はシールドなのでしょうかね?
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」 シーズン1 第7話でも、シールドのメンバーが、映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」での戦いの残骸を回収していました。
同じ業務をしているので、なんらかの関係があると思われます。
参考:おとなのらいふはっく
エージェント・オブ・シールド シーズン1第7話「バーサーカー」感想とネタバレ
一応、シールドの存在は世間には知られていない感じなので、表向きはスタークと政府の合弁会社「ダメージ・コントロール局」となっているのかな??
ただ、シールドが崩壊した現在も「ダメージ・コントロール局」が倉庫(ピーターが閉じ込められた場所)で残骸を管理していたので、この組織はシールドとは別で運営されていると思われます。
(シールドは映画「キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー」で組織崩壊しました。)
バルチャー達はトニー・スタークを指して
「街を破壊した奴が回収して儲けている」
と言っていましたが。「ウルトロン」以降のトニー・スタークだったら、無償で回収していそう。
今のトニーはあまりお金儲けには興味がなさそうだし、「ウルトロン」の一件をはじめ、自分がやってきたことの責任をかなり感じているようなので。
「ホームカミング」はアメリカでは学校行事の意味で使われるらしい
ずっと「ホームカミング」って何かなあと思っていましたが、学校行事のことだったのですね。
英語専門サイト「アルク」で調べてみると、
年に一度行われる旧教職員と卒業生を招待して行う行事。通例9月または10月に行われ、フットボールやバスケットボールなどの他校との対抗試合、祝宴、マーチング・バンドが先導するパレード、ホームカミング・クイーンやキングの投票による選出と「戴冠式」などが行われる。
とあります。
「ホームカミング」ってタイトルはアメリカ人にはすぐに分かるタイトルなのかな。日本人にはピントこなかったです。。。
参考:アルク 英辞郎 on the WEB
homecoming
日本人にはピントこないタイトルですが、配給会社は日本語タイトルを変えませんでした、エラい(笑)。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の「Vol.2」は「リミックス」と改悪するのに(笑)。
これはソニーピクチャー(スパイダーマン)とディズニー(その他のマーベルスタジオ映画)という配給会社の違いでしょうか???
よしぞうは原題派なのでソニーに軍配。
次回のヴィランはスコーピオンか?
フェリーでの取引現場を抑えられ監獄に入れられたマック・ガーガン。
最後の方のシーンに再登場し、バルチャーと会話をします。
マック・ガーガンは「スコーピオン」というヴィランとして有名なキャラクターなので、この思わせぶりな登場の仕方は次回作でのヴィランの可能性がありますね。
彼に正体を訊かれても知らないフリをしたバルチャー。ピーターに命を助けて貰ったお礼なのでしょうか?
バルチャーは本当に極悪人というわけではなさそうです。生活のために犯罪行為をやっていたのかな。
あるいは、これ以上、娘を悲しませたくないという気持ちかも知れません。
その他、小ネタなど
その他、気になった小ネタやトリビアなどをご紹介します。
ソコヴィア協定
授業で先生が言っていた「ソコヴィア協定」。
「シビル・ウォー」に出てきた協定で、政府がヒーローを登録し管理することを定めています。
これに反対したキャプテン・アメリカは反逆者扱いされています。
補助輪モード
トニー・スタークから貰ったスパイダーマンスーツは「補助輪モード」が設定されていました。
トニーともあろう人が、簡単にネッドからハックされちゃうプログラムを組んでいるのが解せませんね(笑)。
「補助輪モード」を解除すると女性型の人工知能スーツレディ(カレン)が登場しました。
思うに、「補助輪モード」の方がAIのサポートが必要だと思うけどな。。。(笑)。
スーツはモードによって目つきが変わるのが可愛いかった。「アイアン・ジャイアント」のようですね。
わーい!ペッパー・ポッツ登場!
出演の噂は本当だった!
今回もなかなか出てこないから嘘なのかなあと思っていたら、最後の最後に出てきました。
よしぞうはグウィネス・パルトローさん本人はそれほど好きな女優さんではないのですが、ペッパーを演じている彼女は好きです。とても良いですね。
ペッパーのような人が欲しい。
椅子の男
ヒーローが表で活躍をする際に裏でサポートするポジションの人ですね。
ヒーローにはこういう存在が多いですね。
ある意味、アイアンマンのジャービスや今回登場したスーツレディ(カレン)も、人工知能だけどその存在は「椅子の男」的ですね。
スタン・リーのカメオ出演
スパイダーマンから自動車泥棒と勘違いされた人の近所に住んでいました。
窓から顔を出して怒鳴ります。
最近のスタン・リーさんは、足腰が良くないのでしょうかね? いつも座っている姿が多いです。
直近では体調を崩したこともあったので心配ですね。
昔みたいに美女をつれて登場して欲しい。
クモ軍団呼べるの?
ネッドが興味津々でピーターに質問します。
「クモ軍団呼べるの?」
これは、同じ世界観を共有している「アントマン」を知っているからこその質問なのでしょう。
「アントマン」はアリ軍団を操ることが出来ます。
スターウォーズネタ
ディズニー傘下に入ってから、マーベル作品ではスターウォーズネタが多数出てきます。
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」で特に多いです。
まとめ:トム・ホランドの好演が光った作品
というわけで、「スパイダーマン:ホームカミング」のネタバレ感想でした。
トム・ホランドが良いですね。さやわかでユーモアがあって品もあり、新しいスパイダーマンとして好感が持てる演技でした。
今までのスパイダーマンはどこか暗い部分があったので、とてもいいなと思いました。
次回作「2」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」もトムホのスパイダーマンが出る予定なので楽しみです。
「スパイダーマン:ホームカミング」の詳細は公式サイトをご覧ください。
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スパイダーマン:ホームカミング