こんにちは、よしぞうです。
iPhoneのAIアシスタント「Siri」は便利ですが、時にあなたを裏切ります(笑)。
設定によっては「Siri」があなたの個人情報を漏らしてしまうのです。
新しいiPhoneユーザーの中にはこの事実をご存じない方もいると思いますので、この記事では「Siriによる個人情報漏れを防ぐ方法」を解説します。
目次:Siriから個人情報が漏れることを防ぐ設定方法
iPhoneのセキュリティ関連記事
別記事で「iPhoneの通知センターから情報が漏れないようにする方法」もアップしています。
iPhoneは画面をロックしても通知内容が表示されてしまいます。設定を変えて内容が表示されないようにしましょう。
おとなのらいふはっく
iPhone:ロック画面の通知センターから情報が漏れる!プレビュー表示をオフにする方法
結論:ロック画面ではSiriを起動出来ないようにする
結論から言えば「iPhoneのロック画面でSiriを起動できないようにする」ことが重要です(方法は後述します)。
通常、iPhoneをロックしてもSiriを起動できます。その際、Siriに対して「私は誰」と尋ねると、所有者の名前や電話番号などを表示してしまうのです。
自分ではiPhoneをロックして操作できないようにしたつもりでも、誰かが勝手にSiriを起動してしまうこともありえます。
日本は犯罪も少なく、みな安心しきっているせいか、スマートフォンを置きっぱなしにして離席してしまうシーンが多くあります。。
そんな時、誰かがSiriを起動してあなたの個人情報を見ているかもしれません。
また、iPhoneを落としたり盗まれた場合、手にした人間がロックを解除できなかったとしても、Siriを起動してあなたの個人情報を見ることが出来てしまいます。
そうさせないために、iPhoneのロック画面でSiriを起動できないように設定しておくことが重要です。
では、その設定方法を説明します。
Siriの設定を変更する
では、iPhoneのロック画面でSiriを起動できないようにする方法を説明します。
まず「設定」アプリを開き「Siriと検索」をタップして開きます。
「Siriと検索」を開くと「ロック中にSiriを許可」という項目があるので、これをオフにします。
以上で設定は完了です。
これでロック画面中にSiriを利用できないようになります。
こうしておけば個人情報が漏れる可能性を大きく減らせるので是非設定しておきましょう。
注意:iPhoneをロックしていない状態の場合は、当然、Siriを起動できますので、ロックせずにiPhoneから離れるのはよしましょう。
自分の連絡先をダミーにする方法もあるけどお薦めしない
あまりお薦めできる方法ではありませんが、自分の連絡先をダミー情報に変更しておくというアイデアもあります。
ダミー情報を「自分の情報」として登録しておけば、Siriを利用して所有者の名前を調べようとしても、ダミー情報が表示されます。
自分の個人情報をダミー情報に置き換える方法は下記の通りです。
「連絡先」アプリに適当な人物の情報を登録しておきます。下記の例では徳川家康と登録しています。
登録したら「設定」アプリで「連絡先」を開きます。
その中に「自分の情報」という項目があるので、ここをタップして開き、先程登録したダミーの人物(例では徳川家康)を設定します。
こうしておけば、Siriを起動して「私は誰」と尋ねても、表示されるのはダミーの個人情報になります。
この方法の注意点:同期するとMacなどの情報も置き換わってしまう可能性あり
注意点としては、Macや他のiOS機器と同期した際に、自分の情報が全て置き換わってしまう可能性があります。
なので、あまりお薦めできる方法ではありません。
先に説明したように、ロック画面でSiriを起動できないように設定するほうが良いでしょう。
まとめ
以上、Siriから個人情報が漏れることを防ぐ方法でした。
スマートフォンはうっかり置き忘れてしまうこともありますので、必ずこの設定をしておいた方が良いでしょう。
SIriは便利な機能ですが、使い方次第では裏切ることもありますので、欠点も理解してしっかり使いこなしたいですね。
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