新たにドメインを取得する際、そのドメインが過去に使われていたか、ペナルティを受けていないか、など心配になることがあります。そんな時にはドメインを取得する前にチェックツールを使ってチェックしましょう。
ドメインのペナルティをチェックするツール4選
ウェブ制作者の皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
新規サイトを立ち上げる際、基本的には新たにドメインを取得するようにしています。
ドメイン取得サイトで取りたいドメインを検索してみるのですが、時々、メチャクチャ良いURLのドメインが取れてしまうことがあります。こんなメジャーな言葉で取れるんだ!と喜ぶ反面、危険な中古ドメインじゃないの?とも思ってしまいます。
そんな場合は、以下のチェックツールを使ってチェックしてみては如何でしょうか?
Googleの「セーフ ブラウジング」
Googleが提供しているツールです。
以下のURLの末尾にチェックしたいドメインを入力します。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=
例として、Yahoo!のURLにしてみました。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=http://www.yahoo.co.jp/
このように、新たに取得したいURLを末尾に入力してチェックします。
基本的に過去90日間のチェックのようなので、その辺は留意しましょう。取得しようとしているドメインが、それ以上昔に悪さをしてるかもしれませんので、下記に紹介するツールとあわせてチェックしましょう。
Internet Archive: Wayback Machine
「Internet Archive: Wayback Machine」は、サイトの過去アーカイブを勝手に保存しているサイトです。
http://archive.org/web/web.php
テクストボックスにURLを入力して調べます。
希望するドメインが過去に使われていた場合は、過去のアーカイブが表示されます。
「Internet Archive: Wayback Machine」は、希望すれば過去のアーカイブを削除する手続きができるので、必ずしも残っているとは限りませんが、だいたい残っていると思って良いでしょう。
過去のアーカイブを見ることで、取得したいURLがどんなコンテンツを配信していたのかが分かります。アダルトや違法性のあるコンテンツがないかチェックしましょう。
世界のURIブラックリストチェック
「世界のURIブラックリストチェック」では、文字通り、世界のブラックリストに載っているURLをチェック出来ます。
http://www.rbl.jp/checkuri.php
こちらも是非利用しましょう。
aguse.jp:ウェブ調査
こちらのサイトでも、ブラックリストに登録されていないか調べることができます。
URLを入力して表示された結果の一番下に「ブラックリスト判定結果」というリストがあります。
ここが全て「SAFE」になっていれば大丈夫でしょう。複数のリストからチェック出来るようです。
先ほどの「世界のURIブラックリストチェック」でチェック出来る「RBL.JP」も含まれているようなので、「aguse.jp」を使用した方が早いかもしませんね。