昨日、オンラインセミナーサイト「schoo」にて「今だからこそ使う!PR手段としてTwitterをビジネス活用する方法」という授業を受けました。基礎的で簡単な内容でしたが、これからTwitterを始める人だけではなく、すべてのユーザーに参考になると思います。内容をまとめました。
授業を毎日無料で生配信していているサイト「schoo」
こんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
「schoo(スクー)」というサイトが面白いのでよく使っています。ウェブ制作やビジネススキルなどの授業を毎日生配信しているサイトです。
生配信の授業であれば、無料で受けることが出来ます(アカウント登録が必要です)。生配信された授業は、後日、録画されたものがオンデマンドで再配信されます。
再配信を見る場合、無料アカウントの人は月に1本まで。有料アカウントにすれば、無制限で見ることが出来ます。
PR手段としてTwitterをビジネス活用する方法
昨日、ソーシャルメディア・WEBコンサルタントである田村憲孝さん(@onikohshi)による授業「PR手段としてTwitterをビジネス活用する方法」がありましたので、受けてみました。
初心者だけではなく、すでにTwitterを使用している人にも参考になるので、内容をまとめてみました。内容は大きく分けると下記の3つです。
そして、SNSユーザーがフォロー相手のサイトで支払う金額についても触れられていました。
それぞれ、見ていきましょう。
まずはフォロワーを増やす
Twitterをビジネスに活用するには、まずはフォロワーを増やさないと始まりません。増やすには以下のようなやり方が良いそうです。
自分をフォローして欲しい人をフォローする
自分をフォローして欲しい人をフォローしましょう。人にやって欲しいことは、まずは自分が先に行うと良いというお話でした。確かにそうですね。リアルな生活でも同様です。
自分がして欲しいことを相手にしてあげると、相手も自分に対して同じ事をしてくれます。マーケティングで言うところの「返報性の法則」ですね。
まずはフォローしましょう。優しい人ならフォロー返ししてくれます。
「返報性の法則」については、ロバート・B・チャルディーニ著の「影響力の武器」に詳しく出ています。よしぞうお薦めの書籍です。
フォローして欲しい人のツイートをリツイートする
フォローして欲しい人がいるなら、その人のツイートをリツイートしましょう。その人に自分の存在を示すことが出来ます。
可能ならコメント付きのリツイートの方が良いと思います。よしぞうの経験上、その方がフォロー返しやリツイート返しをしてくれる可能性が高くなります。
リストを使う
授業では「リスト」機能を知らない人も多いと言っていました。リストは便利な機能なので是非使いましょう。
「リスト」は公開と非公開の設定が出来ます。あるジャンルのリストを作り、公開しておけば、そのジャンルに興味がある人からフォローが増えるかもしれません。
先生の田村さんは、阪神タイガースが好きなので、そのリストを作って公開してあるそうです。阪神ファンが度々見に来るようですよ。
ツイートする際に気をつける3つのポイント
ツイートに関しては以下の3つのポイントが挙げられていました。それぞれ重要なので見ていきましょう。
1.とりあえずなんでもツイートしよう
ツイッターはツイートしないと意味がありません。ツイートがないとフォローされませんし、怪しいアカウントだと思われてしまいます。それだとビジネスに活用することが出来ません。
自分のビジネスに関係ないことでも良いので、とりあえずツイートしましょう。1日に10〜30くらいのツイートが理想だそうです。
2.自分のビジネスと関係のあるツイートをしよう
自分のビジネスに関係のある記事や情報をツイートするようにしましょう。
自分がウェブ制作をしているなら、ウェブ制作の最新情報をツイートしたり、ウェブ制作に役に立つサイトの記事を紹介したりしましょう。
これは自分のサイトの記事ではなく、他のサイトの記事が良いそうです。自分のサイトの記事に関しては、次のポイントで出てきます。
3.告知やおしらせをツイートしよう
ここで自分のサイトの記事などをツイートします。気をつけるのはその割合です。
全ツイートに対して2割程度の割合に抑えるのが良いそうです。自分の告知ばかりするアカウントは嫌がられますよね。自分のアカウントがそうなっているので反省しました。。。。
「自分の告知:他のツイート」の割合が「2:8」になるように心がけましょう。
自分のサイトへの誘導
自分のサイトへの誘導をします。これがないとビジネスに活用することができません。
ツイート内に自分のサイトのURLを記載し、告知文と共にツイートします。告知内容の詳細が書かれているページへ誘導しましょう。
もちろんこのツイートは前述の2割のツイートの中で行います。
SNSユーザーのコンバージョン金額が異様に高いので驚いた!
SNS経由で自分のサイトに来たユーザーは、SNS以外から訪れたユーザーに比べて、支払う金額が多いそうです。つまり、SNS経由のユーザーの方が自分のサイトの商品を買ってくれるのです。
その割合や金額については授業の配付資料に出ていますので、schooのサイトをご覧ください。資料の25ページです。
やはり、SNSで頻繁に接している相手には信頼を置くのだと思います。おそらくこれは、接触回数が多ければ多いほど相手に好感を抱くという「ザイオンス効果」ですね。
ビジネスにおいて、SNSは侮れませんね。
まとめ「PR手段としてTwitterをビジネス活用する方法」
というわけで「PR手段としてTwitterをビジネス活用する方法」のまとめです。
- まずはフォロワーを増やそう
- フォローして欲しい人のツイートをリツイートしよう
- 毎日10〜30はツイートしよう
- 自分の宣伝は2割程度に抑えよう
SNSを通じて、自分のファンになってもらうことが如何に大事かが分かりました。支払金額を見ても3倍近い開きがあります。
その為には、Twitterで有益なツイートをするだけではなく、誘導する自分のサイト自体も役に立つ内容でなければなりませんね。
ブロガーの場合は、ブログで物を売っているわけではないので記事の内容が勝負です。内容のある記事をアップしないとファンになってもらえませんね、これは大変そうだ。頑張らねば!
田村憲孝さんはソーシャルメディア関連の書籍を多数発売していますので、気になる方は読んでみては如何でしょうか?
今回の授業内容が気になる方は、schooにてオンデマンド配信を視聴してみては如何でしょうか?