「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を見てきました。ネタバレ感想です。ご注意を。
旧三部作のファンなら楽しめる作品でした。主人公レイの生い立ちも考察します。
皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を見てきました。旧作のファン(よしぞう世代)に対するサービス精神たっぷりな作品でしたので充分に楽しめました。
ネタバレの感想と、今回の主人公「レイ」に関する考察をアップしたいと思います。
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目次:ネタバレ:スター・ウォーズ フォースの覚醒 感想と考察
感想:旧ファンを意識した作品なので楽しめた
映画の舞台はエピソード6の30年後の設定です。
さすがJ・J・エイブラムス、楽しめる作品になっています。
とくに、旧3部作(エピソード4、5、6)で育った世代のほうがより楽しめると思います。
監督自身もその世代なので思い入れがあるのだろうと思います。エピソード4、5、6へのオマージュたっぷりでよかったです。
悪く言えば、「若者がフォースに目覚め、反乱軍が敵の設計図を盗んんでデススターを破壊する」というストーリーは、エピソード4と同じじゃんか!とも言えます(笑)。
この辺はもうちょっと変えたほうがよかったような気がしました。
一番面白かったのは「キャプテン・ファズマをダストシュートに入れる」ところ。
エピソード4でのゴミ溜のパニックシーンは印象的でしたので、ソロがニヤニヤしながらそのアイデアを出すので笑ってしまいました。
カイロ・レンは公開前はもっと強いシスなのかと思っていましたが、まだまだ発展途上のヘタレ野郎でちょっとがっかりしました。
最終的には、エピソード9で、成長したカイロ・レンとレイが決戦をするんでしょうかね?
レイについての考察
年齢は19歳、エンドア終戦11年後に生まれる
こちらのサイトによると、エンドアの戦いの約11年後に生まれた19歳という設定のようです。
5歳で砂漠の惑星「ジャクー」に連れてこられ、その後1人(?)で育ったことになっています。
どう考えても5歳の子供が一人で生きていけるわけがないので、ある程度大きくなるまでは誰かが人知れずフォローしていたのではないかと思います。
レイがライトセーバーを握った時に受けるフラッシュバックでは、小さいレイの手を引く大人が映りますね。
よしぞうの想像では、映画冒頭でカイロ・レンに殺されてしまった老人「ロア・サン・テッカ」じゃないかと思います。
パンフレットには
銀河の辺境を旅してきた高齢の探索者。クローン対戦以前のジェダイ騎士を知る、レジスタンスにとって役立つ存在
と出ています。この人はジェダイではないのですが、ジェダイに詳しいようですね。
タトゥイーンでルークを影から見守ってきたオビワンのような役回りを担っていたのかなと思います。
そうすると、レイはジェダイ関係者の血を引く人間なのだろうという結論になるのですが、果たしてどうでしょうかね??
16/1/11 追記
日本語吹替版を見てきました。
レイがずっと大事そうに持っている長い棒(武器?)。あれは何か意味があるのでしょうか?
将来、自分のライトセーバーを持つようになった際、ダースモールのような長いタイプのライトセーバーを持つ布石でしょうか?
もしくはレイもダークサイドに落ちて、ダースモールのセーバーを受け継いで使うようになるとか(笑)。それはないと思うけど。
追記ここまで
レイはルークの教え子の一人なのか?
レイはマズ・カナタのバーの地下でライトセーバーを発見し、フラッシュバックするビジョンを受け取ります。
あの場面には、ルーク、R2-D2、カイロ・レンの騎士団、などがいました。
勝手に想像するに、あれはカイロ・レンがルークの教え子たちを消し去ろうとする場面なのかなと思いました。
レイはライトセーバーに触れたことにより、その時の様子をフラッシュバックで見ることとなります。これは過去の記憶を思い出してしまったのではないでしょうか。つまりあの場にいたのでは?
なのでジェダイ候補生としてルークの教えを受けていた一人なのではないかと思いました。
そう考えると、レイのフォースがすぐに覚醒して簡単に使いこなせるのは、過去に訓練を受けていたおかげなのかな?と思います。
フラッシュバックする映像の中で、最後、カイロ・レンがレイの目線に近づいてくる映像があったと記憶していますが、あの場面も意味深ですね。
というのも、別の場面でカイロ・レンの部下が「BB-8を取り逃がした」と報告した際、「若い女が手引きした」と言っていました。その際、カイロ・レンの反応が特別な感じでした。
手引きした若い女になにやら心当たりがあるような反応です。
16/1/11 追記
日本語吹替版を見てきました。
レイが見たフラッシュバック映像のなかに、映画後半でカイロ・レンと対峙する雪の森の中の映像が出てきました。
あれは未来の映像を見てることになりますね。なんでだろう?
フォースの使い手として将来の進むべき道が示されたのでしょうか?
追記ここまで
アナキン、ルーク、ハン・ソロの特徴を引き継いでいる上手な設定
レイはだれの子供(あるいは子孫)なのか?という議論が巻き起こっています。その原因は、各主要キャラクターの特徴を引き継いでいることに起因すると思います。
- メカに強い → アナキン・スカイウォーカー
- パイロットの腕前が一流 → アナキン・スカイウォーカー、ルーク・スカイウォーカー
- フォースの力が強い → アナキン・スカイウォーカー、ルーク・スカイウォーカー
- ミレニアム・ファルコンの操縦がうまい → ハン・ソロ
- ウーキー族の言葉がわかる → ハン・ソロ
といった特徴があるので、出生にはいろいろな噂が出ています。
- ルークの娘
- カイロ・レンの娘
- ハン・ソロ娘
- オビワンの孫
とかいろいろ。
ルークの娘というのが一番しっくりきますが、ジェダイって結婚しちゃいけないんですよね??
まあ、ルークの場合、父親が父親ですからね。結婚しててもおかしくはない。じゃあ妻は誰よ?
映画の設定以外の世界観ではルークは結婚して妻もいるようですが、その設定を持ってくるのかな?
各キャラクターの特徴を引き継いでいる設定にしたのは、謎を残して観客を混乱させるためだと思います。この辺は脚本家や監督のJ・J・エイブラムス、さすがだなと思いました。
ちなみに、ディズニー関係者のインタビューでは、
「ハリソン・フォードは新作制作の鍵となる人物で、旧世代と新世代のリンク役を果たしている」と指摘。同じ復帰組のフィッシャーやルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルとの違いについて、「彼ら無しでも映画は作れたが、ハリソンは絶対に必要だった」
と話しています。
「彼ら無しでも映画は作れた」というのが気になりますね。
となると、ルークの娘というよりもハン・ソロと関係があるのか?と思ってしまいます。
しかし、レイとソロは映画の中で直接会っている上に、アシスタントしてスカウトまでしているので(笑)、ハン・ソロの子供という線は薄いと思います。娘ならふつう気がつくでしょう。
まあ、ソロとレイアが別れた後に「ミディ=クロリアンによる受胎」でレイアが生んだのかもしれないんですけどね。
だとしたら、レイアが基地でレイにあった際にもっと驚いてもいいですよね。
でも、ルークの娘だったら、レイアも知っているだろうから、その線からしても、もっと驚いていいと思う。。。うーん、謎だね。
それにしても、どうしてスター・ウォーズの主人公は、砂漠の星で親(もしくは父親)無しで育つんでしょうね?
16/1/11 追記
日本語吹替版を見てきました。
レジスタンスの基地で初めてレイアとレイが会う際、何もセリフを言わずひたすら抱きしめ合うシーンが結構長く続きました。これも意味深です。
初めて会うのならあんなに感情を込めて抱き合うのも変です。確かにソロが死んだ後なのでレイアの感情が高まっているのはわかりますが、なんか意味ありげ。
追記ここまで
ハン・ソロは今後出るのか
一番ショックだったのが、ソロが殺されてしまったこと。ジェダイならあれでも「生きてました」というオチがあってもおかしくないけど、普通の人ですからね、ソロは。
あれで生きていたらオカシイ。
でも、過去のニュースを見ると、ハリソン・フォードは、エピソード7、8、9の全てに出演する契約を結んでいるようなのです。
このニュースはかなり古く、脚本が出来上がる前なので、その後契約が変わっているかもしれませんが、回想シーンなどで出るのかな??
ハン・ソロが出ないとジョークを言う担当がいなくなっちゃいますね(笑)。チューイとの掛け合いが面白いんだけどなあ。
「みんな寒いんだよ!」には笑った(笑)。
16/1/11 追記
ソロがカイロ・レンと対峙する際、読んだ名前が「ベン」でした。
子供が生まれた際に、ベン(オビワン)・ケノービから取ったのでしょうね。たぶん。
優秀なジェダイ騎士の名を受け継いでいるのにダークサイドに落ちちゃって。
追記ここまで
というわけで、以上のような感想を持ちました。
2回目は吹替で観たのですが、日本語吹替は子供の観客が多いので映画の最中にペチャクチャと声が聞こえてきます。映画に集中したい人はご注意ください。
それから、日本語吹替はセリフが聞き取りづらい部分があります。一度字幕版を見ていたおかげでセリフを理解できた場面もあったので、最初に見るなら字幕がオススメです。
また何か発見があれば、この記事を更新します。
映画見たらこれ欲しくなるね。でも俺はR2-D2派だよ。