おとなのらいふはっく

IT、iPhone、ビジネス、健康ネタなど、21世紀を生き抜く大人のためのライフハックブログ

洋楽歌詞の解説本 町山智浩の「本当はこんな歌」は興味深い

町山智浩さんの著作「本当はこんな歌」を読みました。

洋楽の歌詞について解説している本です。ポリスの「見つめていたい」がほんとうは怖い歌だったり、ストーンズの「ブラウンシュガー」の内容は今の時代なら炎上しそうな歌だとか、意外な発見があります。

f:id:yoshizoblog:20150803182459j:plain

皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。

映画評論でおなじみの町山智浩さんの著作「本当はこんな歌」を読みました。この本は映画ではなく洋楽についての本です。

洋楽の歌詞の意味について、彼が解説している本です。

よしぞうのように「音」しか聴かない人たちにとっては、驚く内容もありますのでオススメです。

目次

ポリスの名曲「見つめていたい」はストーカーの歌

ポリス 「見つめていたい」

これはわりと有名かもしれませんが、ポリスの「見つめていたい」は甘いラブソングではなく、ストーカーが別れた彼女を見つめている歌です。

歌詞の後半になってくると、彼女が去って行ったことがわかります。それがわかるとゾッと背筋も凍りますね。

「見つめていたい」というタイトルに騙されてしまいます。

↑目次に戻る

ストーンズの「ブラウンシュガー」はひどい

ブラウンシュガー ローリング・ストーンズ

ローリング・ストーンズの「ブラウンシュガー」は奴隷売買の歌だそうです。ちょっと驚いた。内容は日本語にするのに抵抗があるような内容。

よくこんな歌をリリースできたなと思います。今、こんな歌をリリースしたらすぐにTwitterで「人種差別だ!」と炎上しそうです。。。

「ブラウンシュガー」は、ギターのリフがカッコよくて昔から好きで弾いていましたが、こんな内容だとは思わなかった。

今でもライブでは演奏されるわけだけど、ストーンズには黒人女性のファンもいるだろうに。。。大丈夫なのかな。。。と心配になる作品でした。

↑目次に戻る

洋楽は自分自身の負の過去を歌うものが多い

上にあげた2作品以外にも、結構キビしい内容の歌が並んでいます。ベン・フォールズ・ファイヴ「ブリック」なんて痛々しすぎる。

残念ながら、よしぞう世代にとっては新しい歌もあるので曲そのものを知らないものも多かったです。でも面白かった。

この本を読んで感じたのは、洋楽のミュージシャンは、生い立ちや自分の負の過去を赤裸々に歌う人が多いということ。町山さんがあえてそういった内容の曲を選んだのかもしれませんが。。。

日本ではこういう歌は少ないですね。JPOPって、誰かが言ったように「SNSの日記を歌詞にしたような」内容の歌が多い(笑)。

この本にでてくる曲のように、自分の失恋や生い立ち、過ちを歌にするって苦しいだろうなあ。歌うたびにそのことを思い出すだろうから。

よしぞうも長い人生、他人を傷つけ、傷つけられてきたわけですが、思い出したくないことも多いです。歌になんてできないなと思いました。

過去に読んだ別の歌詞解説本でオススメは「ジャズ詩大全 」というシリーズです。

有名なジャズのスタンダードがどんな歌なのか解説している本です。たくさん出ているのでまずは「1」から読んでみてはいかがでしょうか?音楽好きなら興味深く読めると思います。