iPhoneの「ボイスメモ」アプリで録音中、なぜか勝手にストップしてしまうことが多々あった。なんでだろう??と常々疑問だったのだが、その原因を突き止めたので、同じ悩みの方のために記事としてアップしておきます。
- iPhoneの長いボイスメモをiCloudメールで送信する方法とその制限容量
- iPhone:ボイスメモの録音が勝手にストップしてしまうのを防ぐ方法(今ここ)
- ボイスメモをMacに転送する方法が改善!AirDropを使うと超簡単!
「通知」があるとそれに反応して止まってしまうようだ
こちらが、iPhoneの「ボイスメモ」アプリ。波形が描かれたアイコンがそうだ。
起動すると、録音ボタンが真ん中にある。押せばすぐに録音が出来る。
録音を開始すると、波形が表示され、録音されているのがわかる。しかし、なぜか途中で止まってしまうことがある。その原因は、おそらく「通知」なのでは無いかと考えた。
録音中に「通知」が表示されると、音が鳴って反応してしまうようだ。iPhoneのサウンド機能が2つの音を並列で動作させることが出来ず、片方だけの機能を優先させてしまうのだろう。
短いメモ程度の録音ならいいのだが、長時間のインタビューを録音する際など、途中で切れると大変だ。なので「通知」が起きない状況にしてあげよう。
録音する際には、ネット接続を切ろう
「通知」が起きない状況にする一番簡単な方法は、iPhoneのネット接続を切ることだ。メールやTwitterなど、向こうから届くものはこちらがコントロールできない。なので、ネット接続自体を切ってしまうと良い。
設定アプリの「通知センター」で「通知」を1つ1つ切っても良いのだが、時間がかかってめんどくさい。ネット接続を切った方が早い。
ネット接続を切るには、機内モードにしてあげればよい。画面下からフリック操作で「コントロールセンター」を呼び出し、「機内モード」をオンにすればネット接続が切れる。
これで、外部からの通知は断ち切れる。
(記事はさらに下に続きます)
盲点があった!カレンダーアプリの通知!
上記設定を済ませた後、これで安心して録音できるぜ!と思って長時間録音したのに、なぜか再び途中で止まってしまったことがあった。
なんでだろうと思案した結果「カレンダー」アプリの「通知」が原因だと思った。「カレンダー」には、スケジュールのリマインドとして「あと何分で開始時間ですよ」と通知させる設定がある。
これを切っておかないと、録音が音に反応して止まってしまうようだ。「通知」をなしにするか、スケジュールそのものを削除してしまおう。
また、「時計」アプリのアラーム設定をしている場合も同様に切っておいた方が良いだろう。音が鳴ってしまうと反応すると思う。
まとめ
ボイスメモの録音が勝手にストップしないようにするには以下の設定をチェックしよう。
- ネット接続を切る
- カレンダーの通知を切る
- アラームなども切る
あとは、iPhone本体の空き容量も確認しておこう。録音する時間分の容量がなければ、どんな設定をしても意味がない。
なお、別記事で録音したボイスメモをメールで送信する方法とAirDrop機能を使ってMacintoshに転送する方法をアップしてある。長時間録音した場合、ファイル容量が大きくなってしまうが、その解決方法も解説したので、参考にしてほしい。
・iPhoneの長いボイスメモをiCloudメールで送信する方法とその制限容量
・ボイスメモをMacに転送する方法が改善!AirDropを使うと超簡単!
AirDrop機能を使う方法は「Mac OS Yosemite」が必要になるが、該当する人にとってはとても便利な機能だ。あっという間に転送できる。
ボイスメモよりも高音質で録音したい人は、専用機器を使ったほうがよい。