「脱原発」というキャッチフレーズをひっさげて小泉元総理が東京都知事選に参戦しました。国民の心を掴むのが上手な小泉元総理。その秘密はキャッチフレーズの使い方にあると思います。ブロガーなら参考にしたい戦法です。
小泉さんが民衆の心を掴む理由
皆さんこんにちは、よしぞう(@otonahack)です。先日は東京都知事選の投票日でしたね。投票に行かれたでしょうか?
この冬、突然、小泉純一郎元総理が「脱原発」というフレーズを掲げ表に出てきました。細川元総理を擁立し、相変わらず小泉さんらしいスタイルを貫いていました。
総理大臣時代から国民に人気の高い小泉さん。なぜ彼が民衆の心を掴むのが上手なのか考えてみました。その答えはシンプルなキャッチフレーズにあると思います。
小泉さんが放つ印象に残るキャッチフレーズは秀逸すぎる
小泉さんと言えば、キャッチフレーズを連呼するスタイルが印象に残っています。 「自民党をぶっ壊す!」「郵政民営化!」「抵抗勢力!」。
持ち前の明るいキャラクターに加え、こういった分かりやすいフレーズを連呼するスタイルが、人の心に届いたのだと思います。
普段は「難しくてわからない」と言われる政治の世界だからこそ、なおさら人の心に届くのです。
人はシンプルなモノを選ぶ
行動心理学の研究でも言われていますが、人は選択肢が複雑になればなるほど敬遠したくなる傾向があります。シンプルで分かりやすいものを選びます。小泉さんのスタイルは、まさにそういった人の心理を突いた戦法なのです。
シナリオライターが考えたのか、小泉さんの天才的なカンなのかわかりませんが、見事な戦法です。
CM業界が必至になって良いキャッチコピーを絞り出すのも、同様の理由からです。クドクドと長い説明をするよりも、スパッと人の心理に届く言葉が、人の行動を引き起こします。
大前研一さんが、以前、都知事選に立候補した際には、東京を立て直すプランを綿密に作成し、それを政策として掲げましたが、青島幸雄候補の「都市博反対!」のひと言に負けたと言っていました。民衆は分かりやすいものに流れるのです。
人は難しいことを考えるのがめんどくさいのです。携帯電話のプランや生命保険のプランが複雑なのも、人に深く考えさせないようにしているとしか思えません(笑)。
ブロガーも「ひと言で言えば何なのか」を考えよう
小泉さんの戦略からブロガーが学ぶとすれば「ひと言で言うならどういういことか?」と考える癖を付けることかなと思います。
- 自分のブログはひと言で言うとどういうブログなのか?
- 個別記事の内容は、ひと言で言うとなんなのか?
- 記事タイトルは分かりやすく、人の心に届くタイトルなのか?
このようなことを頭の片隅においてブログを書くだけでもずいぶんと違います。ブログがシャープで尖ったモノになるでしょう。ブログだけではなく、アフィリエイトサイトを作成する際にも参考になると思います。
記事のタイトルを考える際には、人に届く言葉かどうかを考えて、バズりやすいタイトルの傾向を取り入れていくのが良いでしょう。
よしぞうも、なるべく心がけていますが、いざそれを考えて書くとなると難しいんですよね。。。(笑)。まだまだ上手に出来ません。。。
シンプルな言葉は覚悟を決める必要がある
シンプルにすることで、その弊害もあります。言葉が少なくなるので誤解を与える可能性が高くなります。
言葉が多いと言い訳も出来るし例外も加えられます。それが出来なくなるので人から誤解を受け易くなります。それを覚悟する必要があるでしょう。
小泉さんの「自民党をぶっ壊す」という言葉も、古い自民党議員からすれば「何だこの野郎!」と 思われるかもしれません。
しかし彼が本気で「自民党をぶっ壊す」つもりはないでしょう。ただ「改革」をしたいだけなのです。でも小泉さんはそのフレーズの裏ににあることはあえて説明しません。説明したとたんに説得力が無くなるからです。
まとめ
小泉元総理に学ぶブログ術のまとめです
- シンプルなキャッチフレーズを意識しよう
- ひと言で言うとなんなのか?を考えてみよう
- 言葉が少なくなるので、誤解も受けやすくなる事を覚悟する
よしぞう自身もこのブログについて「ひと言で言うとなんなのか?」を考えてみました。
●自分のブログはひと言で言うとどういうブログなのか?
↓
ITスキルを伸ばしたい40代のためのライフハックブログ
●個別記事の内容は、ひと言で言うとなんなのか?
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この記事で言えば「文章やタイトルはシンプルで人の心に届くフレーズを意識せよ」
●記事タイトルは分かりやすく、人の心に届くタイトルなのか?
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一応、そんな感じにしてみましたが、まだまだかなあ。。。(笑)。