デジタルカメラのSDメモリーカードに「Eye-Fi」というものがある。カード内の画像をWi-Fi経由でPCやMacintoshに転送してくれるナイスなガジェットだ。画像転送時にSDカードをMacintoshのカードスロットに挿さなくてすむのが便利、しかし、よしぞうの場合、「Eye-Fi」を使わない方が作業がサクサク進んだのだった。
デジカメの画像を無線で飛ばせるSDカード「Eye-Fi」
「Eye-Fi」というSDカードをご存じだろうか?デジタルカメラのメモリーカードとして機能するだけではなく、撮影した画像データをWi-Fi経由でMacintoshへ転送してくれる優れものだ。
無線LANで転送できるので、物理的に接続する必要がない。撮影するそばから、どんどんMacintoshへ転送してくれる。
発売されたニュースを知った時は「ドラえもん!夢のカードじゃないか!」と驚き、飛びついて購入した。確かに便利だった。とても快適だった。
こちらが購入した「Eye-Fi」カード。
外で撮影した場合は転送完了を待つしかない
家で撮影した場合は、撮影するとすぐにMacintoshが反応し、転送データを受け取ってくれる。極めて快適だ。
しかし、外で撮影した場合は無線LANも自分のMacintoshもそばにないので、家に帰ってから大量のデータを転送する必要があった。
転送速度は、Wi-Fiに依存する。我が家のWi-Fiは「IEEE 802.11n」だ。劇的に遅いわけではないが転送に時間がかかる。
レゴ好きのよしぞうは、お台場の「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」によく行く。そこでマニアぶりを発揮し、200枚くらいの画像を撮影した日にゃあ、あーた。何十分も待つんですよ。全然作業が進まないじゃありませんか。
思い切って「Eye-Fi」をやめたら、作業が進む進む!
そんな毎日に疲れたので、思い切って「Eye-Fi」をやめてみた。MacintoshのUSB端子にカードリーダーを挿して画像を手動でコピーすることにした。
その都度「Eye-Fi」カードをカードリーダーに差し込むのは面倒くさいかなと思ったけど、それほど面倒ではなかった。
そして、何よりも快適なのが、200枚あろうが、300枚あろうが、Macintoshへのコピーがあっという間だよ!
基本的に家で撮影する機会は少なく、主に外出時に撮影する事が多いので、「Eye-Fi」は使わないことにした。
こんなに早く転送できるなら、もっとこのことに気がつけば良かったな。
「Eye-Fi」は家で撮影する人にはお勧め
「Eye-Fi」は家での撮影がメインの人にはお勧めだ。それに、撮影枚数が少ない人にとっても快適だと思う。
家で使うなら大量に撮影したとしても快適だろう。Macintoshがそばにあるから、撮影した瞬間から転送が始まる。次の画像を撮影をしている間や撮影対象のセッティングをしている間に、Macintoshへの転送が完了してしまう。
よしぞうの様に、外で大量に撮影し、それを家に帰ってからまとめて転送するとなると、えらい時間がかかってしまう。
「Eye-Fi」は転送するMacintoshがそばにある場合に力を発揮するガジェットだ。
まとめ
- 「Eye-Fi」は無線LANを経由して自動でMacintoshへ画像を転送してくれる便利なSDカード
- 外で大量に撮影する人には向かない。転送に時間がかかる
- 家で撮影する人にはお勧め。次の撮影をしている間に転送が完了する。
- 撮影枚数が少ない人にもお勧め
基本的には便利なガジェットだと思う。しかし、TPOにあわせて「使う、使わない」を選択すべき製品だなと感じた。
持っていると確かに便利なので、使い分けて使うなら、購入しても良いと思う。
ひょっとしたら、Wi-Fiが「IEEE 802.11ac」の場合は大量に転送しても快適なのかもしれない。「11ac」は「11n」の理論値で11倍、製品ベースで3倍だそうだ。